オラクルのデータ統合技術「Oracle GoldenGate」がスカパーJSATのデータセンター間のデータ連携を実現
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は本日、スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役 執行役員社長:高田 真治、以下 スカパーJSAT)がオラクルのデータ統合技術「Oracle GoldenGate*(オラクル・ゴールデンゲート)」を活用し、データセンター間のレプリケーションによる負荷分散を実現し、新情報活用基盤システムを稼働したことを発表します。
*「Oracle GoldenGate」:企業システムの移行やアップグレードによる業務停止時間の最小化や既存システムとのデータ連携を円滑に進めるソフトウェア製品です。
スカパーJSATは、約370万人が視聴する「スカパー!」の有料多チャンネル事業と、アジア最大の14機*の通信衛星を保有し世界第5位の売上を誇る宇宙・衛星事業を展開する企業です。同社では、「スカパー!」の事業拡大による顧客情報管理システムのデータの大幅な増加と、コールセンター・営業部門などシステム利用者の増加にともない、既存システムへの負荷が高まっていました。しかし、既存システムを停止し移行することはビジネス上難しいため、2010年5月に「Oracle GoldenGate」の採用を決定し、新たに別のデータセンターにシステムを構築し、既存システムとのレプリケーションを行うことで、既存システムへ集中する負荷を分散し、よりパフォーマンスの高いシステムを実現しました。この結果、マーケティングやお客様サービスの向上を目的とした顧客データベースを新たに構築し、さらなる情報活用の促進が可能となりました。 *スカパーJSAT発表。2011年8月1日現在。
本プロジェクトは、株式会社NTTデータとNTTデータ先端技術株式会社がオラクル製品のシステム構築における豊富な実績を活かし、「Oracle GoldenGate」の導入を円滑に進めました。
「Oracle GoldenGate」活用に至ったポイントは次の通りです。
- 同社システムのデータ連携環境の構築における導入・設定の容易さ
- データ連携にともなう既存システムへの影響の最小化
- 高速なレプリケーション
- データベースのバージョンの違いにとらわれないレプリケーションの実現
●オラクルは世界で最もcomplete、open、integratedなビジネスソフトウェアとハードウェア・システムの会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com/jp をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 小林、玉川
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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