口臭リスクを自分で確認できる「口臭ケアサポートアプリ」を開発 ~口臭リスクのチェック&ケアサービスにつき実証実験を開始~

 ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)は、当社が保有する口臭に関する知見を活用して開発中の「口臭ケアサポートアプリ」を用い、東急百貨店本店の協力を得て接客スタッフを対象とする実証実験を2018年10月より約1ヵ月間にわたって、実施いたします。

◆口臭ケアサポートアプリについて
 当社が開発中の「口臭ケアサポートアプリ(以下 本アプリ)」(※)は、自分では気づきにくく不安に思う口臭のリスクを、スマートフォンで確認できるものです。ユーザー自身がご自分のスマートフォンにて舌を撮影すると、AIを活用して導き出したアルゴリズムによって舌の汚れの状態が分析され、口臭リスクとして表示されます。口臭リスクを自分で確認することで、オーラルケア行動を促すことを狙いとしています。これにより、対人関係における口臭に対する漠然とした不安が軽減され、積極的に人と会話できることが期待できます。
 当社では、本アプリを接客業など対人対面での応対が必要な業態に向け、接客サービス向上のツールとして実用化を目指します。

(※)「口臭ケアサポートアプリ」は、当社が保有するデータ(口臭の実測値と舌画像)をもとに、富士通クラウドテクノロジーズ株式会社のAI活用支援のサービスと株式会社エムティーアイが提供するアプリ開発のサービスを利用して開発したスマートフォンアプリケーションです。

◆実証実験について
 実用化に先駆けて、東急百貨店本店の接客スタッフを対象とする実証実験を実施します。
 この度の実証実験は、「hug everyone.」を企業理念のスローガンに掲げ、お客様にとってなくてはならない存在であり続けるために、日々取り組まれている東急百貨店の協力を得て、店頭での接客スタッフ50名を対象に、2018年10月から約1ヵ月間実施します。本アプリを活用することによって、身だしなみの一環としての「口臭ケア」を行い、お客様との接客に自信を持ち、「おもてなし」をさらに高められるという仮説を検証することを目的として実証実験に取り組みます。
 当社は、本実証実験の結果をもとに、インターフェースや機能を改善して、本アプリの実用化を目指します。

実証実験のイメージ

実証実験のイメージ
実証実験のイメージ

◆実証実験の概要
 実証実験に先立ち、対象者には「口臭」に関する一般的な情報と口臭ケアの具体的な方法、口臭ケアサポートアプリの使い方を説明します。対象者は、勤務時間中や休憩時間に、口臭があるか不安に思うタイミングで本アプリを使用して、口臭リスクを確認します。そして、口臭リスクに対応したオーラルケア行動を実践し、その後は、通常通り接客対応を実施します。自分で口臭リスクを確認してオーラルケア行動をすることで、接客時のスタッフの心情にどのような影響がもたらされるかをアンケート等で調査・確認します。

◆今後の展開
 当社では、本アプリの実用化を推進するとともに、オーラルケアに関する情報や商品を提供するサービスを接客業等を対象としたB to B事業として展開してまいります。

口臭ケアサポートアプリ(プロトタイプ) 体験デモンストレーション

 以下の展示会にて、本アプリのプロトタイプ版を実際に体験することができます。

「CEATEC JAPAN 2018」*
会期     :2018年10月16日(火)~19日(金)
会場     :幕張メッセ(千葉県千葉市)
ライオンブース:国際展示場 4ホール IoTタウン内(ブースNo. S015-18)

*CEATEC JAPANとは―
 毎年10月に開催される日本最大規模の総合展示会です。
 以前は家電見本市として知られていましたが、2016年に「IoT」と「共創」をテーマとする、総合展示会に生まれ変わりました。現在では電機やITに限らず、金融やヘルスケアなど幅広い業種の企業が出展しています。来場者は約15万人。当社が出展するのは本年が初めてです。

CEATEC JAPAN公式サイト: http://www.ceatec.com/ja/


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