世界の食品産業は新興市場が牽引し、大手企業の短期的優先目標は調達経費削減

株式会社グローバル インフォメーションは、Canadeanが発行した報告書「Global Food Industry Survey 2012-2013: Industry Dynamics, Market Trends and Opportunities, Buyer Spend and Procurement Strategies (世界の食品産業の分析(2012~2013年):産業の変動・市場の傾向と機会・バイヤーの支出・調達戦略)」の販売を開始しました。

当レポートは、世界の大手食品企業の経営幹部に対する聞き取り調査の結果をまとめています。

食品産業のグローバル企業は、インドや中東と並び、中国が新興市場でも最も重要な成長市場だと回答しています。さらに、ブラジルとインドネシアも食品メーカーにとって魅力的な新興市場となっています。中国とインドは力強い経済成長を続けており、世帯収入の顕著な増大、農作物の価格低下による食品価格低下の可能性、また加工品やヘルシー食品に対する消費者意識の変化によって、中国とインドは海外の投資家にとっても魅力的な市場となって参りました。

食品メーカー回答者の59%が「価格圧力への対応」を、52%が「費用の抑制」を、2012年のビジネスにおける最大の懸案と答えており、気候変動、原材料価格の高騰、企業吸収合併の増加などが、価格圧力に影響を与えていると考えています。

アンケート回答者のグローバル市場の調達平均予算は、2012年に1億7300万米ドルと予測されます。またグローバル企業はサプライヤー選択において、質、価格、サービスレベル、信頼性実績を重要な要素と認識する一方、環境に対する実績、業務の近接・利便性、CSR評価といった要素はさほど重視しておりません。食品企業にとっては、社内の営業コスト削減、供給コスト低減、協業コスト低減をかなえるサプライヤー選択などが、今後12ヶ月の調達活動目標の優先事項となっています。

当レポートでは、世界の大手食品企業の経営幹部に対する聞き取り調査の結果に基づき、バイヤー側から見た全世界の食品産業の現状・将来動向について分析し、産業全体の事業見通し(産業動向・市場成長予測・市場の機会と脅威に関する見解)や、バイヤー側の事業展開(各種調達活動・戦略など)に関するデータを取りまとめ、それらを企業の種類別(メーカー側/サプライヤー側)・地域別・企業規模別などで整理し、調査しています。

市場調査レポート: 世界の食品産業の分析(2012~2013年):産業の変動・市場の傾向と機会・バイヤーの支出・調達戦略
Global Food Industry Survey 2012-2013: Industry Dynamics, Market Trends and Opportunities, Buyer Spend and Procurement Strategies
http://www.gii.co.jp/report/can240848-global-food-industry-survey-2012-2013-industry.html
出版日: 2012年05月
発行: Canadean

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