『ナショナルジオグラフィック日本版』創刊25周年記念読者向けサービス強化・記念書籍刊行を実施

2020-03-30 15:00

株式会社日経ナショナルジオグラフィック（代表取締役社長:中村尚哉所在地:東京都港区虎ノ門）発行の『ナショナルジオグラフィック日本版』は、2020年3月31日発売4月号で創刊25周年を迎えます。
1995年、世界初となる英語以外の言語による月刊誌『ナショナルジオグラフィック日本版』を創刊。創刊号の表紙はコアラ。「消えゆくコアラの楽園」特集で生息地の危機を紹介しています。くしくも、オーストラリアでは、異常な高温と乾燥によって大規模な森林火災が発生。数千頭のコアラや動物が犠牲になったとも伝えられており、政府も早急な支援を訴えています。
25年の歴史の中で、地球の自然や、世界中の文化を広く伝え、近年は「ジェンダー」「海洋プラスチックごみ」など、ダイバーシティ、地球温暖化、90億人の食、女性など、いわゆる「SDGs」が掲げる人類と地球の課題を先取りした情報を発信しています。
創刊25周年を迎える今年、通巻で300号となる2020年3月号を発行。それに続く創刊25周年記念号の４月号では、2070年の地球の姿を、良いシナリオと悪いシナリオの両面から科学的に予測しています。このコントラストがわかるように、表紙もダブル表紙（下図参照）。雑誌の前と後ろから始まるそれぞれのシナリオのどちらの未来を私たちが選ぶのかを、読者とともに考えていきます。さらに『地図で知る傷つけた地球／守りたい地球』『これからも、ずっといっしょカレンダー』と付録も充実。2カ月連続での記念特集号の発行となります。
日本版が25周年を迎えられたことは、多くの読者の皆様や、本誌に関わっていただいた多くの皆様のおかげです。日本国内で、さらに『ナショジオ』（米国では『NatGeo』）の名を知っていただき、新たにファンになっていただくことを目指し、2020年は雑誌以外でも様々な取り組みを行ってまいります。

1995年４月創刊号

通巻300号　2020年3月号　

特別定価：1210円（税込）
●世界のごみがなくなる日 ●誘拐された少女たち ●ミツバチの秘密など
○創刊300号記念特製付録:グラフィックで知る地球、創刊号から最新号まで表紙すべて見せます　

通巻301号　2020年4月号　日本版創刊25周年記念号　

＜25周年記念 2大特製付録＞　特別定価：1210円（税込）
【表】アースデイ特別号：2070年地球はこうなる『守られてきた地球』
●地球が再生する理由 ●米国横断電気自動車の旅 ●地球を守ろうと闘う若者たち ●地球を救いたいと前進した50年
【裏】アースデイ特別号：2070年地球はこうなる『傷付けられた地球』
●地球が破綻する理由 ●ソラスタルジア～失われゆく故郷 ●50年後の気候はこんなに変わる●地球を好き勝手に破壊した50年
〇創刊25周年記念特製付録：『地図で知る傷つけた地球／守りたい地球』、『これからも、ずっといっしょカレンダー』

25周年記念の取り組み

ナショジオ日本版25周年を記念した書籍の刊行
第1弾として、2020年3月9日刊行の「Women ここにいる私」を皮切りに、6タイトル以上を創刊25周年を記念して出版します。また「日経BPショップ」（https://shop.nikkeibp.co.jp/ ）でお買い求めいただいた場合、オリジナル記念グッズ・プレゼントを実施いたします。

【日本版 25周年記念出版】(予定)
●3月『Women ここにいる私　あらゆる場所の女性たちの、思いもかけない生き方』
●5月『コスモス　いくつもの世界』
●6月『ビジュアル銀河大図鑑』　●6月『プロの撮り方完全マスターベーシック』
●7月『地図のすべてを知る図鑑』 ●9月『PHOTO ARK 消えゆく動物』
※5月以降の書名と発行月は予定です。書名と発行月は変更されることがあります。

定期購読者限定の新サービス

2020年４月1日から定期購読者（年間購読または電子版月額購読）［注］の皆様への新サービスとして、最新号に加えて、2013年3月号からの過去7年分の電子版のバックナンバーをお読みいただけます。また2020年4月号以降は特集記事を、HTML形式で掲載しますので、スマホでも雑誌記事が読みやすくなります。

［注］定期購読は当社に申し込まれた方が対象です。

他にも、様々な取り組みを行ってまいります。ご期待ください。

『ナショナルジオグラフィック』とは

米国ワシントンD.C.に本部を置く世界最大級の非営利の科学・教育団体ナショナルジオグラフィック協会が1888年に会員誌として創刊。現在までに1万件以上の研究・調査プロジェクトを支援し、大地・海・空に広がる「世界の地理知識向上」に貢献しています。「インカの空中都市マチュピチュの発掘・紹介」「ジェーン・グドールの野生チンパンジー研究」「植村直己の北極点単独行」「大西洋に沈む豪華客船タイタニック号の発見」など歴史的にも有名な調査活動も多数。