全国森林組合連合会は厚生労働省の委託事業として 令和5年9月17日(日)、東京国際フォーラムにて 無料・林業就業相談会(1日コース)を開催します。
全国森林組合連合会(所在地:東京都千代田区、代表理事会長:中崎 和久)は、令和5年9月17日(日)に有楽町の東京国際フォーラムにて林業への就職を希望する方を対象に、基礎知識から就業までの相談を受け付ける「林業就業相談会(1日コース)」を開催します。
同相談会は、全国森林組合連合会が厚生労働省の委託事業として各都道府県で実施している林業就業支援講習の1つ。全3コースで全国各地にて開催されています。
■東京国際フォーラム開催:林業就業相談会(無料)(1日コース)概要
講習日時: 令和5年9月17日(日) 10:00~13:00(9:30受付開始)
申込締切: 令和5年9月14日(木)
講習内容: 森林・林業の基礎知識の説明/実際に林業で働く方の経験談/
林業就業に向けての個別相談/VRによる安全作業教材の体験
詳細URL : https://ringyou.jp/work_course_2023/45_index_detail.php
講習場所: 東京国際フォーラムG510 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
申込方法: 「林業就業相談会(1日コース)」の申し込みフォームから
事前にお申し込みください。
https://ringyou.jp/form_1/index.php
その他 : 当日は東京国際フォーラムの別会場において、
国内最大級の移住フェア「ふるさと回帰フェア2023」や、
移住受け入れに積極的な11県の林業就業相談窓口に相談ができる
「森林の仕事ミニガイダンス」も開催予定。
あわせてのご参加をお待ちしております。
・ふるさと回帰フェア2023: https://event.furusatokaiki.net/fair2023/
・森林の仕事ミニガイダンス(移住編): https://www.ringyou.net/
今、森林で働く人が求められている
日本は、世界でも有数の森林国であり、国土の約7割に豊かな森林が広がっています。これらの森林は、枝打ちや間伐などの手入れを行うことで、明るく健全な生態系が保たれ、豊かな養分を含む土壌の流出を抑え、土砂災害に対して強い森林となります。また、森林は二酸化炭素の吸収機能を高めることで、地球の温暖化防止に大きく貢献します。
さらに、森林は二酸化炭素吸収源であり、再生可能な資源としても重要です。日本では、戦後に植林された木々が成長し、利用できる段階に達していますが、森林で働く林業の担い手が減少しているという課題があります。未来の世代に美しい森林を受け継ぐために、今、林業の担い手が必要とされています。
林業就業支援講習とは
林業就業支援講習は、全国森林組合連合会が厚生労働省から委託を受け、各都道府県で実施する講習会です。林業への就職を希望する方を対象に、林業の基礎知識の講義、林業作業の体験、資格講習や施設見学などを行い、個別の就業相談も実施。林業への円滑な就職を支援します。
講習の内容によって、20日間、5日間、1日の3コースがあります。
・20日間コース
森での実地講習にプラスしてチェーンソーや刈払機などの資格が取得できるコース。
受講料は無料で、宿泊費の補助があります。
・5日コース
資格取得はできませんが、林業作業体験、施設見学、就業相談など短い期間に充実の林業体験ができます。
受講料は無料で、宿泊費の補助があります。
・1日コース
林業の現状や仕事内容の説明、就業相談や生活相談などを行います。まずは林業への入り口から知りたい方も気軽に参加していただけます。
受講料は無料です。
令和5年度開催一覧 : https://ringyou.jp/work/2_index_detail.php
林業就業支援の紹介動画: https://youtu.be/i2qOUHbAuVk
■運営団体について:全国森林組合連合会
日本の国土の約7割を占める森林のうち7割が個人の所有する私有林。森林組合は、森林組合法により森林所有者が組合員となって組織されている協同組合で、その全国組織が「全国森林組合連合会」です。森林組合は森林所有者の相互扶助の組織であるとともに、森林造成を通じて木材供給のほか国土保全、水資源涵養、環境保全、文化・教育・レクリエーションの場の提供など、森林を通じた人間の生活環境の保全にとって、重要な役割を担っています。