スズキジャパンカップ2022 第39回全日本総合エアロビック選手権 全国大会開催
エアロビック競技の日本一が決定
エアロビック競技の国内最高峰「スズキジャパンカップ2022 第39回全日本総合エアロビック選手権大会 全国大会」[主催:公益社団法人日本エアロビック連盟、会長:遠藤利明]が、11月13日(日)東京・大田区総合体育館で開催されました。
全国大会には、各都道府県大会、各地区大会などを勝ち抜いた選手たちが、シニア5部門、ユース6部門に、のべ136名が参加し、全11部門でエアロビック競技の日本一が決定いたしました。
これまで、新型コロナウイルスの影響により競技部門の縮小や無観客での開催などを経て、3年ぶりに全種目競技を実施し、さらに有観客での開催となりました。観客席から声援は送れないものの、フラッパーや大きな拍手で選手たちを応援、会場は熱気であふれ、選手たちは日ごろの練習の成果を存分に発揮しました。
◆シニア男子シングル 斉藤瑞己選手が優勝
史上初の8連覇を達成後、昨年は残念ながら2位となった日本のエース斉藤瑞己選手(群馬県太田市/SKJ)が、見事優勝。昨年のくやしさをバネに競技力向上のため「すべてにおいて基礎を一からやり直した」とのコメント通り、次々と繰り出される高難度の技で会場の観客を魅了し、21.750点の高得点で優勝。
シニアの部、最高得点者の斉藤選手には、文部科学大臣杯が贈られました。
◆女子シングル部門は、北爪凜々選手が復帰後2連覇!
女子シングル部門は、北爪凜々選手(群馬県太田市/SKJ)が電撃引退から復帰後、見事2連覇。「見ている方の心に残り続ける演技ができるように」と作品の強化に取り組み、すばらしい演技を披露しました。
◆ユース2女子シングル部門は、佐阪真那選手が初優勝。
佐阪真那選手(大阪府泉南郡/くまとりA.G.C.)が、躍動感あふれるステップと得意のジャンプ力を活かし18.400点で初優勝。
ユースの部で最高得点の佐阪選手には、NHKグローバルメディアサービス杯が贈られました。
今大会は「スズキワールドカップ2022/2023 エアロビック世界大会」の日本代表選手選考会も兼ねており、シニア・ユース各部門の上位入賞者は、同大会へ日本代表選手として出場が内定します。
今大会も手に汗握る熱戦が繰り広げられ、エアロビック競技の魅力を存分に楽しめる素晴らしい大会となりました。今後もエアロビック競技にご注目ください。
◆大会の模様は、NHK-BS1にて11月27日(日)11時00分~12時50分 放送予定