【武蔵野大学】TechTrainで提供するオンライン完結型インターンシップ「MISSION」をデータサイエンス学部で単位認定
コロナ禍においても学びを止めない新しいインターンシップの形態。オンラインで・いつでも・どこでも社会人エンジニアと実務を体験
【共同リリース】
武蔵野大学
株式会社TechBowl
武蔵野大学データサイエンス学部(東京都江東区 学長:西本 照真)と株式会社TechBowl(東京都港区 代表:小澤 政生)は、TechTrain内のコンテンツ「MISSION」を活用したオンライン完結型インターンシップを令和元年(2019年)10月より実施しています。この度、武蔵野大学データサイエンス学部は、新たなインターンシップの形態として「MISSION」を単位認定することに決定しました。
※TechTrainについて
TechTrainとは「有名企業のエンジニアから実務が学べるU30(30歳以下)限定のオンラインコミュニティ」です。2019年のサービス開始から1年半で約1,900名がユーザーとして利用しています。現在12社19種類のMISSIONを公開しており、のべ700名以上のユーザーが挑戦しています。TechTrain内でオンライン完結型インターンシップ「MISSION」を提供しており、ユーザーは「オンラインで・いつでも・どこでも」実務を疑似体験することができます。
※「MISSION」とは
企業のCTO、採用責任者らと共同開発した実務を疑似体験することができる開発コンテンツです。30歳以下でエンジニアを目指す人であれば、だれでもMISSIONを自由に選び、開発し、プロエンジニアメンターのアドバイスをもらいながら、スキルアップとキャリアアップに取り組むことができます。
https://techbowl.co.jp/techtrain/missions
【本件の概要】
文部科学省の調査(※)によると、インターンシップを単位認定している大学は約600大学となり、全体の7割を占めます。しかし新型コロナウイルスの影響により、オフラインでのインターンシップの受け入れが難しく、中止・縮小が相次ぎ、学生が就業体験として社会人から学ぶ機会が減少しています。
武蔵野大学ではこのような状況下にも関わらず、学生のインターンシップへの申込や関心は増加しており、新たなインターンシップの形を模索する必要がありました。そこで昨年10月から実施していたTechTrainで提供する「MISSION」を、データサイエンス学部のデータサイエンス社会実践学習のインターンシップとして単位認定することになりました。「MISSION」が大学の正規科目の単位認定に繋がるのは、今回が初めてとなります。
※「平成29年度大学等におけるインターンシップ実施状況について」
【オンライン完結型インターンシップ「MISSION」のPOINT】
①オールオンラインで実施
MISSIONの選択から単位認定まで全てオンラインで実施します。学生は密を避けながら、企業のリアル(実務)を体験することができます。
②好きなMISSIONを、好きな時に選んで挑戦可能
12社19種類のMISSIONの中から好きなものを自由に選んで挑戦することができます。(※2020年11月末時点)
③各社のトップエンジニアから1on1でアドバイスがもらえる
TechTrainには40社80名を超える各社のCTO、TechLeadがメンターとして所属しています。週1回/オンライン/1on1で開発の相談をすることができます。各社の社会人エンジニアが会社の垣根を超えて連携し、オンラインで様々な企業の就業体験をバックアップします。
④開発過程の可視化
挑戦中のMISSIONは、GitHubリポジトリで全て保存します。技術的に困っている点、実際に書いたソースコード等は全て保存される為、「開発過程の見える化」も可能です。完成次第、「コンプリート面談(最終発表)」という形式でメンターと面談し、合格すればインターン修了となります。
⑤受講姿勢の可視化
GitHubでの開発過程可視化に加え、各メンターとの面談での様子も後日まとめて大学へ共有します。学生の皆様がどこで壁にぶつかり、どう考え、どう乗り越えたのかを面談毎にメンターが記録します。またコンプリート面談(最終発表)の様子は録画し、後日あわせて大学へ提供します。
⑥単位認定
MISISONをコンプリートした学生には、原則2単位を認定します。
【コメント】
■武蔵野大学 データサイエンス学部長 上林 憲行 教授
武蔵野大学データサイエンス学部では社会連携プログラムを基軸とした教育を実践しており、TechBowl社様にはその教育方針に共感をいただいています。業界の第一線で活躍している社会人からマンツーマンのアドバイスやロールモデルとしての接点を提供いただき、学生からも大好評でした。
この度、上記の社会人メンター制度に加え、機動的なオンライン完結型など、極めて濃厚なインターンシップ体験が可能な「MISSION」プログラムに全面的に賛同し、大学の単位認定プログラムとして学生に推奨していきたいと思います。
■武蔵野大学 データサイエンス学部 データサイエンス学科 中村 亮太 准教授
従来のインターンシップでは時間的・空間的な制約が大きく、学生に対して十分な職業体験や社会との接点を与えることができなかったと認識しています。TechBowl様のオンライン完結インターン「MISSION」は新しいインターンシップの実施形態として大変魅力的なものであり、従来よりも学生がもっと自由に、そして主体的に職業選択や高い就職意識を持てるようになると期待しています。
【参考】
■武蔵野大学データサイエンス学部
データサイエンス、人工知能(AI)、データマイニングに関する知識とスキルを身に付け、さまざまな社会的場面で収集される膨大なデータを分析し、新たなビジネスを創出する次世代データサイエンティストを育成します。
・武蔵野大学データサイエンス学部HP:https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/
・データサイエンス社会実践学習について
在学中から社会の現場に赴き、社会的なイシューや課題を発見・発掘するとともに学んだデータサイエンスの学識を実際に適用する実践的学習です。
インターンシップの受入れについて:https://sites.google.com/ds.musashino-u.ac.jp/internship
■株式会社TechBowlについて
TechBowlには「Tech(技術の)」「Bowl(サラダボウル)」という意味を込めています。様々なバックグラウンド、技術を持ったエンジニアが集い、混ざり、気づき、挑戦することで、1人1人が鮮やかに働く場を創ります。
https://note.mu/techbowl/n/n2a740f4da9b7
代表取締役 小澤 政生 / オザワ マサオ
2010年株式会社サイバーエージェント入社。2012年より同社にて技術職採用の関西エリア立ち上げを経験。7年間で約15,000人の候補者と対話。2017年新卒採用責任者として約200名の採用戦略、育成を担当。会社説明会を廃止し、オンライン会社説明会「サイブラリー」を仕掛けたり、各所で多数講演。2018年10月19日に株式会社TechBowlを創業。自身の経験を生かし、次世代のプロエンジニアを増やす仕組みを生み出しました。
https://note.mu/ozamasa0928/n/n452d93ef5c53
・株式会社TechBowl HP:https://techbowl.co.jp/
・Twitter:https://twitter.com/TechBowl1
・note:https://note.mu/techbowl