~サステナブルな社会の実現に向けた取り組み~ 奈良県立磯城野高校で育てた新鮮な農産物を電車で運びます!
奈良県立磯城野(しきの)高等学校(以下、「磯城野高校」)と近畿日本鉄道株式会社(以下、「近鉄」)は、12月13日(水)に磯城野高校の生徒が校内で育てた農産物を西田原本駅から新王寺駅まで電車で運ぶ、貨客混載輸送を1日限定で実施します。
現在、生徒が栽培した農産物は校内の直売所で販売したり、自動車で青果市場に運搬していますが、今回の貨客混載輸送では、朝に収穫した新鮮な農産物を電車で輸送し新王寺駅周辺の店舗に届けます。
両者は、今回の貨客混載輸送で出た課題などを検証し、今後も、持続可能な社会、二酸化炭素排出量の削減による環境問題、地域の活性化のための理解を深めるため、関係を強化していきます。
なお、今回の取り組みは「住むまち近鉄story」(※)の一環として実施します。
詳細は、以下の通りです。
実施概要
1.実施日 2023年12月13日(水)
2.輸送区間 西田原本駅~新王寺駅間
3.輸送列車 西田原本駅9:49発→新王寺駅10:08着
4.輸送商品 磯城野高校で育てた農産物(トマト・フダンソウ・大根類など)
5.提供店舗 tsubasa(ラーメン店)
鳥八(地鶏炭火焼)
ちょこっと(ビアカウンター)
6.期待される効果
(以 上)
(参考)
(※)住むまち近鉄storyについて
近鉄では、「地域やそこで暮らす人々との共生」をテーマに、「“もっとずっと、親しまれ、愛され”、住まいとして選ばれる沿線でありたい」という思いから沿線それぞれの地域が持つ多様な魅力を発掘し、それを地域の方と一緒に広く届ける取り組みを2021年9月から「住むまち近鉄story」として実施しています。
奈良県立磯城野高等学校
平成17年に県立田原本農業高等学校と県立北和女子高等学校が統合し、現在の磯城野高等学校として誕生しました。農業系の4学科と家庭系の3学科を設置し、人と自然を環境の視点から学び、科学技術の進展や産業社会の発展に貢献できるスペシャリストの育成を目指す実践的体験型の専門高校です。