奈良文化財研究所研究報告 第37冊『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用5』を公開しました
奈良文化財研究所研究報告 第37冊『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用5』を全国遺跡報告総覧で公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。
目次
凡例
1.LiDAR・3Dを活用した文化財調査
[1]文化財3次元データ概論2022
[2]モバイル端末によるデジタルアーカイブ手法と利活用
[3]スマホLiDAR による文化財調査 ―ワークフロー確立に向けた基礎整理―
[4]UAV-LiDAR による遺跡・地形計測の仕様と実施
[5]モバイルスキャンによる迅速な遺構計測と埋蔵文化財調査への効果 ―東京都小金井市平代坂横穴墓の事例―
[6]LiDAR による3 次元モデル作成の利点と可能性について
[7]一人でできるフィールドワーク ~iPad LiDAR を利用した地形計測~
[8]GIS・RTK-GNSS・フォトグラメトリによる埋蔵文化財試掘確認調査のデジタルフロー
2.文化財3Dデータをどう公開活用するか
[9] 文化財3D モデルをインターネットで公開する―歴史系博物館・埋蔵文化財センター等のsketchfab 開設状況―
[10] Sketchfabに公開する3D モデルの魅力的な見せ方
[11] 3D 技術を活用した石材刻印の可視化手法 ―CloudCompare で見えない線刻を鮮明化する―
[12] 古代瓦の三次元データを用いたシェーディング処理の検討
[13] 埴輪研究における三次元計測の可能性と課題
[14] デジタルツイン構築技術の文化財への応用
[15] 東京都デジタルツイン実現プロジェクトと文化財データ
3.文化財デジタルアーカイブとオープン化
[16] 日本考古学協会セッションアフタートーク「考古学・埋蔵文化財情報のオープン化のなぜ?誰が?どうやって?」
[17] 文化財データ・データベース・デジタルアーカイブスの公開について考える
[18] 和歌山県立紀伊風土記の丘におけるデジタル・アーカイブとその活用
[19] 地域資料のデジタルアーカイブ化による利活用と保存について ―青森県史デジタルアーカイブスシステム構築と文化財及びテキストデータのあり方―
[20] 基礎自治体による小規模デジタルアーカイブ作成事例―まつばらいろはかるた関連文化財の公開を目指して―
[21] 誰もが資料にアクセスできる博物館 ~資料台帳のデータベース~
[22] 考古学・埋蔵文化財にオープンでTidy なデータがなぜ必要なのか
[23] 史跡復元BIM と史跡メタバースで魅力ある街づくり
4.SNS利用による情報発信力強化
[24] SNS利用で効果的に情報発信力を強化する ―歴史系博物館・埋蔵文化財センター等のTwitter 開設状況―
[25] 埋蔵文化財行政におけるTwitter の利活用
[26] SNSを活用した遠野市立博物館の情報発信
5.GISと文化財
[27] QGIS で旧石器時代遺跡の遺物分布図を作成する
[28] 遺跡情報システム( GIS )を用いた埋蔵文化財の保護と活用
6.知的財産権と文化財
[29] 映像資料や文化財動画に現れる個人情報について
[30] 文化財デジタルアーカイブに関する権利処理の概観
7.文化財報告書の電子公開
[31] 学生座談会「コロナ禍は、学生の文献収集活動にどう影響を与えたか?次世代の調査研究環境のあり方を考える」
[32] 静岡県埋蔵文化財センターの報告書デジタル化の過程と現状
[33]「遺跡報告総覧」を通じた国分寺市文化財刊行物の公開
[34] デジタル時代の発掘調査報告書のあり方 ―オンライン3D 報告書を考える―
[35] 2022 年度数字で見る全国遺跡報告総覧
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