新日本製鐵と日本オラクルが提携強化BtoBソリューション分野でバーチャルカンパニー(仮想企業)を設立
急速に進展するIT革命の中、製造業にとって、1.グローバル化への対応 2.BtoBすなわち企業間のネットワーク化によるビジネスプロセスの再構築が必須となっており、あわせて 3.企業内のビジネスシステムの統合・革新 が最重要課題となっています。
新日本製鐵株式會社(東京都千代田区大手町ニ丁目6番3号 代表取締役社長:千速 晃社長)と日本オラクル株式会社(東京都千代田区紀尾井町4-1 代表取締役社長:新宅 正明)は、両社共同で「バーチャルカンパニー(仮想企業)」を設立し、強力なBtoBソリューションで日本の製造業をサポートすることにいたします。
バーチャルカンパニーの呼称は「NSO Initiative」となります。
バーチャルカンパニーにおいては、オラクルの統合E-Businessソフト群を核に、顧客企業にとって差別性のあるソリューションを効率的に導入する手法を確立し、スピーディーにご提供していきます。その為に両社共同で以下の市場におけるマーケッティングと新規ソリューションの開発を実施し、あわせて統合フレームワーク、性能評価ツールの開発、短期導入手法の確立も行っていきます。
・Oracle SCM(APS)、Oracle CRM、Oracle Process Manufacturing (OPM)等のオラクル社の新製品とOracle ERPモジュール群を密接に連携し、企業全体を包括するEnd to Endソリューションをスピーディーに市場に投入いたします。また、従来の組立加工製造業分野から新たにプロセス分野でのEnd to Endソリューションまで拡大していきます。
・Oracle Exchange、Oracle Internet Procurementを核にBtoBのe-HUB機能を担うマーケットプレイス、企業間調達と企業内システムの連携を行い企業間コラボレーションを実現いたします。
・オラクルの統合E-Businessソフト群を用いてグローバルなソリューションの構築及びサポートを提供いたします。
新日鉄はBtoBソリューション市場で国内No.1のシステムインテグレーターの地位を確立すると共にグローバルなソリューションカンパニーとして飛躍いたします。
日本オラクルは統合基幹パッケージ分野において他社の追随を許さない日本一の地位を確かなものにいたします。
バーチャルカンパニーは当面100人規模でスタートし、平成14年度には200人規模で100億円の受注を目指します。
新日鉄は平成3年に米国オラクル社と戦略的提携契約を締結、平成9年には日本オラクルに出資するなどの提携を行っております。今回設立のバーチャルカンパニーによりオラクルとの提携関係をより強固なものにいたします。
以 上
お問い合わせ先
新日鉄/EI事業部 鬼塚
日本オラクル 玉川