【STUDIO IKKI×ナカムラマサ首】その場所だからこそできる表現を。アーティスト・ナカムラマサ首の世界を隅々まで堪能する総合展示「KUBI COLLECTION」、好評につきアンコール展示「KUBICOLLE REPLAY」開催へ。【12/17〜12/20@原宿Gallery PAO】
異例のアンコール展示「KUBICOLLE REPLAY」開催
JR原宿駅から徒歩1分の距離に位置するギャラリー「Gallery PAO」にて11/25(水)〜12/2(水)の8日間限定で開催されていた、アーティスト・ナカムラマサ首による総合展示「KUBI COLLECTION」が、来場者とギャラリーからの強い反響を受けて「KUBICOLLE REPLAY」として12/17(木)〜12/20(日)に異例の特別アンコール展示を開催する。
展示プロデュースは引き続き映像プロダクション・STUDIO IKKIが担当。
展示期間中は終日ナカムラマサ首本人も在廊し来場者を出迎える。
その場所だからこそできる表現に挑む
ナカムラマサ首が掲げる「作家にとっても作品にとっても、表現する上で重要なのは発表する場所の社会的地位を上げていくことではなく、その場所だからこそできる表現に挑むことである」という活動コンセプトは本展示においても健在。ギャラリーの特性を十二分に活かした照明やインスタレーションで来場者の五感すべてをナカムラの世界へと誘う仕掛けを随所に施している。
これまでの活動においても既成概念にとらわれることなく、バー、喫茶店、ギャラリー、美術館、寺、舞台等、様々な場所と環境で空間表現のおもしろさと作品の調和、時にはその先の違和感の出現を図ってきたナカムラならではの、「空間さえもひとつの作品に変える」会場設計を存分に堪能することができる。
多彩な作品群の中で異彩を放つ強烈なコラボレーション作品たち
異端のステンドグラス作品、緻密なタッチで描かれた鉛筆画やリトグラフ、自らの視覚を奪った状態で描く鮮烈な墨汁ドローイング「視棄」など、ナカムラマサ首の手がける作品とその制作手法は多岐にわたる。
今回の展示では約40以上の多種多様な作品がギャラリーの中でひしめき合い、妖しげな光の中で今にも動き出しそうな気配を漂わせる。しかし、その中でもひときわ異彩を放つ存在が三組のアーティストとのコラボレーション作品だ。
画家・魲万里絵とのコラボレーションユニット・魲ムラマリ首による『ハコノナカミガCONTORTION』『直ぐ逃げろ 生まれる前に 笑うひと 沸る乳首を 襞に隠して 「見えない」』『夜細胞 申さぬ云えぬは 何ゆえか』、鉄の作家・JUNK LAWとのコラボレーションユニット・JUN KUBIによる『螺旋界』『舌で見る』、そして本展示のプロデュースを務めるSTUDIO IKKIとのコラボレーションユニット・廃地愛IKKI首による『見視診』の計六点がマサ首ワールドの脇を固める。
個性も制作手法も異なるアーティストたちがナカムラマサ首とタッグを組み、それぞれの世界を彩る。
全組のコラボレーション作品が揃うのは今回の展示が初。いずれも必見だ。
原宿から異世界へ。ナカムラマサ首の世界を隅々まで堪能できる「KUBICOLLE REPLAY」は、12/17(木)〜12/20(日)原宿Gallery PAOにて開催。
開催者より
今回の展示は、ナカムラマサ首にコラボレーションの機会が増えてきている事を踏まえ「ナカムラマサ首個人の作品だけにとどまらず、鉄のアーティストJUNK LAWとのユニット「JUN KUBI」、画家魲万里絵とのユニット「魲ムラマリ首」、そして今回の個展をプロデュースした映像プロダクション・STUDIO IKKIとの新ユニット「廃地愛IKKI首」、全てのコラボユニット作品を発表いたします。尚、魲ムラマリ首名義の作品は来年予定されている二人展に先だっての初公開、廃地愛IKKI首名義は勿論新作初公開となります。
ナカムラマサ首の作品が一堂に会した「クビコレ」空間をぜひお楽しみください。
ナカムラマサ首(アーティスト)
開催情報
展示会名:「KUBICOLLE REPLAY」(入場無料)
開催日時:2020年12/17(木)〜12/20(日)
開場時間:11:00〜21:00
開催場所:原宿Gallery PAO
開催住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目14−24 原宿TWビル地下一階
開催者情報
ナカムラマサ首(Masakubi Nakamura)
1976年 兵庫県出身、東京都在住
1998年 神戸芸術工科大学 芸術工学部 視覚情報デザイン学科中退
2003年 多摩美術大学 造形表現学部 映像演劇学科 卒業
多摩美術大学在籍時にはフィルムを中心とした映像制作を学び自主映画等を撮って過ごす。
卒業後しばらくしてからはバンド活動を中心とした生活を数年間送る。バンドを辞めた後、都内にあるステンドグラス・デザインガラスメーカーに入社し、ステンドグラスをはじめとするデザインガラス制作に従事。個の表現活動をしようと2015年に退職した後、ステンドグラス作品やドローイング作品の制作を始める。近頃は版画作品や詩なども発表し始めている。
「作家にとっても作品にとっても、表現する上で重要なのは発表する場所のランクが上がっていくことではなく、その場所だからできる表現に挑むことである」という趣旨の元、バー、喫茶店、ギャラリー、美術館、寺、舞台等、空間表現のおもしろさに重きを置きつつも、難解なインスタレーションのそれとは違うスタンスで活動する。その他、自身の技法と経験を生かした受注制作や空間演出等の依頼なども手掛ける。
【HP】http://variantvox.parasite.jp
【Instagram】https://www.instagram.com/masakubism/
【Twitter】https://twitter.com/Masakubism
STUDIO IKKI(スタジオイッキ)
映像プロダクション。2020年6月より始動。
企画から撮影・編集、音楽から美術など、映像制作にまつわるすべてを社内チームで完結する。
映像制作だけでなく、アーティストとのコラボレーション、展示会のプロデュース、楽曲提供、スチール撮影など、ものづくりであればだいたいジャンルレスに手がけることをモットーにしている。
【HP】https://studio-ikki.asagaya3349.com
【Instagram】https://www.instagram.com/studio_ikki/
【Twitter】https://twitter.com/StudioIkki