第2回 高校生のSDGs活動報告 ~活動状況・SDGs認識度調査結果~
学校法人KTC学園 屋久島おおぞら高等学校・KTCおおぞら高等学院(全国44キャンパス)は「ユネスコ世界寺子屋運動」に参加します!
3か月間で書き損じはがき 908枚集まりました!
広域通信制・学校法人KTC学園 屋久島おおぞら高等学校では、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みのひとつとして、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟(会長:佐藤 美樹、所在地:渋谷区、以下:日本ユネスコ協会連盟)の途上国支援「ユネスコ世界寺子屋運動 書きそんじハガキ・キャンペーン2020」に参加いたします。屋久島おおぞら高等学校の指定サポート校・学校法人KTC学園 KTCおおぞら高等学院(本部:名古屋市、学院長:小林英仁)では、書きそんじハガキや未使用の切符等の回収を全国44キャンパスで行い、まとめて日本ユネスコ協会連盟を通じて、「ユネスコ世界寺子屋運動」に寄付を行います。
2020年4月から活動が始まりましたが、コロナ禍でスタッフの通勤や生徒の登校が制限される中、6月末時点で、書き損じはがき:908枚、その他未使用切手・金券等:135枚集まりました。
コロナ禍、高校生2,550人に聞いてみました! SDGsって知ってる?
新型コロナウイルスの影響で休校を余儀なくされる中、生徒たちのSDGsに関する意識を確認し今後のSDGs活動に反映させる為、オンラインを活用した「SDGsに関するアンケート」を4月に実施し、おおぞらに通う生徒約2,550人が回答しました。
SDGsのロゴマークを見たことがある生徒:37.6%、SDGsという言葉を聞いたことがある生徒:20.8%、普段生活の中で、地球環境保護のために心がけていることがある生徒:48.5%という結果となりました。
地球環境保護のための具体的な行動は、「ごみの分別」「リサイクル」「節電・節水」「エコバックの使用」など、身近で日常的に継続してできる活動を行っていました。そのほかにも「貧困に対する意識」「世の中を良くするための解決策」等の調査を行いました。“SDGs”という言葉の認知度に関わらず、差別や貧困、ジェンダーに関する問題も意識している生徒は多く見られました。また、学院内や屋久島スクーリング(※1)でも様々なSDGsに関する活動を行っている為、知らずに取り組んでいる生徒も多くいると考えられます。今後、SDGsの認知度を上げて意識を高めること、その意識をどのように行動に移していくかが課題となっています。そして、今回の世界寺子屋運動が意識を行動に変えていくきっかけになればと考えています。
アンケートの結果を踏まえ、スタッフや生徒たちはどのように世界寺子屋運動を広めていくのか、どのくらい書き損じはがきを回収できるのか乞うご期待ください!
(※1)KTCおおぞら高等学院に通う全ての生徒は年に1度、世界自然遺産・屋久島にある屋久島おおぞら高等学校に行き集中スクーリングを受けます。
全国のキャンパスで活動中!
全国44キャンパスあるKTCおおぞら高等学院は、生徒の登校が始まり日常の学校生活をとり戻しつつあります。そんな中で、「ユネスコ世界寺子屋運動 書きそんじハガキ・キャンペーン2020」に関する取り組みも本格的に始まりました。
岡山キャンパスでは、生徒たちがキャンパス内や商店街に設置するための回収BOXを設置したり、「回収のお願い」を求めるダイレクトメールを作成したりしました。また、静岡キャンパスでは世界寺子屋運動を広めることを目的とした「静岡TERA-KOYA’s」が生徒有志により結成しました。自分たちができることを生徒主体で話し合い、実践に向けて準備を進めています。
オンライン授業でも、特別講師をお招きしSDGsについて様々なことを学んでいます。
各キャンパスでの取り組みは、公式HPのキャンパスブログ、もしくは公式SNS(Twitter/Facebook)をご確認ください。
KTCおおぞら高等学院…
2002年設立。学校法人KTC学園 通信制屋久島おおぞら高等学校と連携し、高校生活と夢の両立をめざす生徒たちが、全国44キャンパスに8,000名在籍し、卒業生34,000名超を輩出した通信生高校サポート校。「高卒資格がゴールじゃない。なりたい大人になるための学校Ⓡ。」として、生徒たちが、一人ひとりの「なりたい大人」像を伸び伸びと描いていけるような体験や学びに重きを置いた教育を実践しています。