【神戸市外国語大学魅力発信事業】原爆を記憶する 〜「文化・メディア・教育」の可能性〜プレイベント~

概要

「神戸市外国語大学魅力発信事業※」の一環として、11月から全3回の講演会『原爆を記憶する 〜「文化・メディア・教育」の可能性〜』を開催します。そのプレイベントとして、被爆体験者の声をもとに製作した短編アニメ「OBON」の上映会を行います。この映画は映画祭DOXS Duisburgの「Grosse Klappe」賞、「Filme im Schloss」のドイツアニメ最優秀作品賞など、海外の映画祭で多数受賞した作品で、関西では初の上映です。

プレイベント

原爆を記憶する 〜「文化・メディア・教育」の可能性〜プレイベント~
被爆証言短編アニメ「OBON」上映会
日時:2019年10月16日(水曜)14:00~16:30
場所:神戸市外国語大学 第2学舎 2階 506教室(予定)
スケジュール:

  1. 企画者から趣旨説明 
  2. OBONの上映 
  3. 交流会
    (広島市立基町高校の生徒が被爆者の体験を聞き取り描いた「原爆の絵」の展示も同時開催)
    主催:神戸市外国語大学
    後援:神戸市 兵庫県ユニセフ協会

作品について
ドイツ人映像作家アンドレ・ヘアマンさんとロシア出身でニューヨーク在住のアニメーターとの共同作品。爆心地の近距離で被爆した高蔵信子(あきこ)さんの壮絶な被爆体験を題材にし、収録した高蔵さんの肉声とともに描いた短編アニメ。

ストーリー
市内の銀行に勤めていた当時19歳の高蔵さんは、爆心地から わずか260メートルの近距離で被爆。閃光を感じた瞬間気を失い意識を取り戻すと同僚が倒れていた。その同僚を背負い、原爆投下直後のすさまじい光景の市内を 歩き生き延びた。厳格だった父が傷ついた高蔵さんを介抱するシーンも同時に描写し日本の伝統行事の「お盆」を象徴的に描き出している。年に一度祖先の霊を迎える「お盆」。亡き父との思い出とすさまじい被爆体験。そして今を生きる自分。さまざまな想いが映画の中で重厚に折り重なり見るものの心を揺さぶる。

※魅力発信事業とは
本学は、現代社会の要請に応じた高度な外国語運用能力を備え、国際的な知識と柔軟な判断力を持った、ビジネス・外交・教育など様々な分野で活躍できる人材の養成や、市民向けのセミナー、ボランティアなどの地域貢献や国際交流活動、小中高校における外国語教育や国際理解教育へのサポートなど、公立大学法人として幅広い活動を展開しています。こうした学生、教員が行う様々な有意義な活動について、さらなる発展・拡充を図り、広く社会に魅力を発信するため本学が支援を行っている事業です。

取材について

取材ご希望の方は、令和元年10月14日(月曜) 17時までに、下記へお申込みください。
経営企画グループ企画広報班 加納・天野・近藤・山本(唯子)・山本(茉以)
電話:078-794-8106 FAX:078-792-9020

アクセス

神戸市営地下鉄 西神・山手線 学園都市駅 徒歩すぐ

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