こんにゃく製造メーカー ナカキ食品と愛知文教女子短期大学の 産学連携によるレシピコンテストを開催

~最優秀者のメニューはアンテナショップ 「キッチンナカキ+」で1月31日まで提供開始~

1914年(大正3年)創業のこんにゃく製造メーカー、ナカキ食品株式会社(代表取締役:中村 寿和/所在地:愛知県稲沢市目比町土深38)は、愛知文教女子短期大学 生活文化学科 食物栄養専攻2年生の授業にて、ナカキ食品のプレミアムこんにゃくシリーズを使用し、学生の自由な発想で料理レシピを考案する、レシピコンテストを開催しました。最優秀者のメニューはナカキ食品のレストランで提供されます。

調理実習

ナカキ食品株式会社はこんな会社です。

ナカキ食品工場

1914年に創業し100年以上の歴史があるこんにゃく製品製造一筋の会社です。こんにゃくは日本の伝統食品として煮物・おでん・鍋物などの日本食に多く使われ、日本人なら誰でも知っている食材です。しかし、その原料となるこんにゃく芋に含まれるグルコマンナンが医薬品にも使用される様に、すごい力を秘めた食材である事を知っている人はほとんどいません。2016年に新製法でつくりましたプレミアム商品を日本と台湾で販売を開始し、毎年着実に顧客が増え、多くの新しい需要があることがわかり、さらなる改良を繰り返して欧米人に親しまれる食品素材に仕上げました。この素材は無味無臭で味が一瞬に染み込み、ご飯・麺類を主食とする世界中の料理に使用することができ、更にこんにゃくの性質を生かした低カロリー・低糖質であるが故、健康的な食生活を目指す人にとって救世主的な存在です。コロナ禍の中で、本格的に輸出が始まり、これを足がかりに大きく羽ばたいていきます。

愛知文教女子短期大学はこんな大学です。

文教女子大

愛知文教女子短期大学が掲げるブランドビジョン“ひとを想う挑戦”には、建学の精神に基づいて、相手の心を想い、行動に表してほしいという願いが込められています。そして、その使命は、社会に出て活躍できる人材の育成です。2年もしくは3年の大学生活を通して、地域の中で社会を支え、自分のことだけでなく相手の心を感じられる社会人として必要な力を養います。学校での「こども・食・アレルギー教育」は、それぞれの専門分野で幅広く活かせる普遍的な学びとなっています。

生活文化学科 食物栄養専攻では

「食」は人を笑顔にさせ、人を幸せに導き、おいしさは幸せを与え、栄養を考えた食事は健康をもたらしてくれる暮らしに欠かせない大切な要素です。現代社会で問題となっている子どもの食物アレルギーに関する項目を重点的に盛り込み、卒業後の専門職に広く活かせるようなカリキュラムを特色としています。

◎レシピコンテストの背景と目的
生活文化学科 食物栄養専攻2年生の学生の一人が、アルバイト先「キッチンナカキ+(ナカキ食品アンテナショップ)」において優れたメニュー提案をしたとして店長に高評価を受けました。これがきっかけとなり、「産学連携で、レシピ開発をしませんか」と、ナカキ食品より大学側に働きかけた結果、ナカキプレミアムシリーズレシピコンテストを実施することとなりました。ナカキ食品としては、こんにゃく麺やこんにゃくライスの若い世代への普及を目指していく方向性の発見を期待しました。愛知文教女子短期大学としては、これまでの研究・教育成果を地域に還元し、地元稲沢の企業と連携したメニュー開発を通じた学生の学習成果の可視化が可能となります。同時に広報活動にもつながると期待でき、地域貢献、食文化を醸成していくことを目的としました。

調理実習風景

◎企画の概要

  1. こんにゃくを原料にした新しい食材の認知・浸透
    コンテストに使用したプレミアムこんにゃくシリーズ
ナカキライス
ナカキヌードル
ナカキラーメン

こんにゃくは日本人なら誰でも知っている伝統食品ですが、日本人が持つこんにゃくに関する概念の中で、歯ごたえがあり、ゴムのような食感が習慣的に好まれてきましたが、海外に視野を向けて考えてみると、こんにゃくの持つ糖質カット・カロリーオフ・食物繊維の多さなどの素晴らしい点があります。しかし、こんにゃくの匂い・水っぽい・味染みが悪いなどの欠点も同時に多くあります。これらを克服して糖質制限・カロリー制限を考えている人々に主食として食べていただけると期待できるこんにゃく麺・ライスの製造方法が完成しましたので、日本だけでなく世界中に知られるように、まずは地元の若い学生達から、ナカキプレミアムの価値を知り(認知)、今後成長する過程で日常的な食材として慣れ親しんでもらう(浸透)ことを目指しています。

  1. メニュー・レシピの開発
    生活文化学科 食物栄養専攻2年生の学生全員にナカキプレミアムシリーズ食材の特徴などを講義したのちのメニュー・レシピ開発を実施し、ナカキ食品の商品の実用性を創造してもらいます。栄養士の関わる各分野に対して、新しい食材の可能性と現場での有用性を確認します。食に関わる若い層に認知、浸透を図り未来の市場開拓を期待し、若い世代の新しい視点を見いだします。
  1. 人材の開発
    ナカキ食品の事業との連携を通して相互の距離感を近くすることにより早期に食品業界を志向する学生との関係性を深めていきます。
  1. 市場の開発
    組織間の連携、人材の連携が実現した際には、共同事業、研究開発等により新しい商品、新しい市場の開発を実現します。
  1. 食品会社との連携による学生の成長
    こんにゃく業界の業界動向、食品の調理、実食を通して食材の魅力、健康食品としての将来の可能性を実感し、学生自身の視野を広げ大きな成長を促します。

◎具体的な内容
昨年10月中旬、調理実習一環において、2年生全員にプレミアムシリーズの特徴を担当教員より事前に講義していただき、こんにゃく麺、ライスを使ったレシピを考案するように指示いただきました。
その後、多くの学生達から様々なアイデアレシピが提出され、1枚1枚丁寧にキッチンナカキ店長、ナカキ食品フードコーディネーター2名でレシピ案をイメージしながら書類選考を行い6名に絞り込みました。

そして、11月28日食物栄養専攻2年生全員で6種の調理を行い、広報担当者も審査員として参加のうえ試食をし、最終選考で3名の優秀者を選出しました。

表彰式は12月19日(月)ナカキ食品社長から表彰授与をした後、キッチンナカキ+の店長、ナカキ食品のフードコーディネーターから今回の審査基準のポイントを説明し、評価された対象者の作品のどんなところが良かったか具体的に説明しました。最後に学長から地元企業と積極的に関わりながら企画を成功させたこと、学びに対する学生の姿勢、この2点を大きく評価してもらい、今後社会に出てからも、自己の研鑽に努めてほしいとの言葉を頂き表彰式を閉会しました。

集合写真

◎今回の結果
1位:お店で出せるで賞 大谷 優月さん作
麻婆こんにゃく麺

第1位

2位:バエる&美味しいで賞 木村 仁美さん作
タンドリーカレーピラフ

第2位

3位:バエるで賞 中平 留李花さん作
ガパオライス

第3位

本コンテストの様子は愛知文教女子短期大学ホームページ、ナカキ食品ホームページにて紹介。この他、ナカキ食品によるプレスリリース、Instagram、LINE等のSNSからも情報発信されました。
1位の「お店で出せるで賞」の“麻婆こんにゃく麺”は名古屋市中区新栄2-47-50 JR中央線高架下にありますアンテナショップ「キッチンナカキ+」で2023年1月10日~1月31日まで提供されています。
1月11日愛知文教女子短期大学において、“麻婆こんにゃく麺”の提供(店舗販売)が報告されました。多くの教員より食べてみたいと反響を得ました。

ナカキ食品ホームページ: http://www.nakakifood.com
Instagram       : https://www.instagram.com/kitchen_nakaki_plus/

ポスター
店内での提供

来年度以降も卒業研究のテーマとして、産学連携レシピ開発に取り組んでいく事をお願いしながら、本企画統括 安藤 京子様、学生指導食物栄養専攻の学科長 渡辺 香織様と山口 由貴様のご指導の下で大成功に終わることができました事を感謝いたします。

本製品に関するお客様からのお問い合わせ先

ナカキ食品株式会社
Tel:0587-36-7211

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