プロ棋士がうつ病になり、将棋を指せなくなって……。 先崎学のベストセラー体験記『うつ病九段』を漫画化!  「無料試し読み版」が4月17日(金)より配信開始

  株式会社文藝春秋は、原作・先崎学、漫画・河井克夫『うつ病九段』を4月24日(金)に単行本と電子書籍で同時刊行します。それに先立ち、「無料試し読み版」を4月17日(金)より各電子書店にて配信開始します。

「うつ病九段」無料試し読み版
「うつ病九段」無料試し読み版

 人気プロ棋士の先崎学九段を“うつ”が襲ったのは、47歳の誕生日の翌日でした。頭がどんよりと重く、将棋を指しても対局にまったく集中できない。1日のうち、何度も電車に飛び込む自分の姿が脳裏をよぎるようになります。

「うつ病九段」1
「うつ病九段」1

「学、入院するんだ。このままでは自殺の恐れがある」
  精神科医の兄からのアドバイスによって、先崎さんは精神科病棟への入院を決意します。

「うつ病九段」3
「うつ病九段」3

   本書は、うつ病で1年間の休場を余儀なくされた先崎さんの闘病エッセイを、漫画家・河井克夫さんが漫画化したもの。文藝春秋のニュースサイト「文春オンライン」で連載され、累計564万PVを記録するなど、大きな反響を呼びました。
(https://bunshun.jp/category/utsubyou-kudan)

  朝起き上がれない。活字が頭に入らない。詰将棋も解けない……。そんなドン底の状態から、いかにして先崎さんは自分と将棋を取り戻していったのか。現役復帰を果たすまでの悪戦苦闘の軌跡が、ユーモラスかつ繊細なタッチで描かれます。

「うつ病九段」4
「うつ病九段」4

「お見舞いには”みんな待ってますよ”の一言を」「うつ病にとって散歩は薬」「規則正しい日課で生活ズムを取り戻す」等々、”うつヌケ”のための実用的なヒントも満載です。

  刊行に先立ち、コミック総合サイト「pixivコミック」(https://comic.pixiv.net)では4月20日(月)より公開開始。また、マンガアプリ「LINEマンガ」(https://manga.line.me)でも4月24日(金)より配信開始です!

書誌情報■

書名:うつ病九段  無料試し読み版
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692087200000000000V
主要販売電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、BOOK☆WALKER他、電子書籍を販売している主要書店

著者プロフィール■

先崎学(せんざき・まなぶ)
1970年、青森県生まれ。81年、小学5年のときに米長邦雄永世棋聖門下で奨励会入会。87年四段になりプロデビュー。91年、第40回NHK杯戦で同い年の羽生善治を準決勝で破り棋戦初優勝。棋戦優勝2回。A級在位2期。2014年九段に。17年7月にうつ病を発症し、1年間の闘病を経て、18年6月、順位戦で復帰を果たす。うつ病体験を綴った『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』がベストセラーになる。著書に『将棋指しの腹のうち』など。

河井克夫(かわい・かつお)
1969年生まれ。95年、「ガロ」でデビュー。著書に『女の生きかたシリーズ』、『日本の実話』、『ニャ夢ウェイ1〜4』(松尾スズキとの共著)、『久生十蘭漫画集 予言・姦』など。俳優としても多くのドラマや舞台に出演。

「うつ病九段」2
「うつ病九段」2

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