リアルクオリティ 宿泊業特化型ファンド 「RQ旅館再生ファンド投資事業有限責任組合」の最終募集完了
株式会社リアルクオリティ(代表:小林 豪、本社:東京都渋谷区)が運営する「RQ旅館再生ファンド投資事業有限責任組合」の最終募集(ファイナルクローズ)が2024年12月16日に完了いたしました。
最終募集では、株式会社南都銀行をはじめとした地域金融機関の幅広い参画により、ファンド規模が41.7億円に達しました。本ファンドは、全国の地域金融機関と中小企業活性化協議会と緊密に連携し、地域経済と観光産業の中核を担う宿泊業者の再生支援を積極的に推進しております。また、ファンド出資者である株式会社JTBをはじめとする複数の事業会社と協働し、エリア開発、投資先宿泊業者のDX化、マーケティング支援等、戦略的な取り組みを通して、単館の再生のみならず、人を動かす「交流創造」の取り組みを展開しております。
RQ旅館再生ファンドは2023年6月30日の設立以来、5軒の旅館・ホテルへの投資を実現し、各施設の再生支援に取り組んでおります。リアルクオリティが培った旅館・ホテルの18年間のノウハウを最大限に活用しながら、投資先旅館・ホテルのハンズオンでの実効性のある再生支援に加え、次世代の後継者育成にも注力しております。
日本初の宿泊業支援に特化した中小機構出資再生ファンドとして、リアルクオリティは、旅館をはじめとする日本文化を象徴する宿泊業全体の再生支援及び持続的成長を実現するため、引き続き、尽力してまいります。
本ファンドの概要について
名称 :RQ旅館再生ファンド投資事業有限責任組合
ファンド総額 :41.7億円
無限責任組合員:株式会社リアルクオリティ
有限責任組合員:独立行政法人中小企業基盤整備機構、地域金融機関、事業会社
設立日 :2023年6月30日
投資対象 :旅館・ホテル等の宿泊業を営む中小企業
リアルクオリティについて
リアルクオリティは、2006年の設立以来18年間にわたり、旅館・ホテル業界に特化した再生コンサル、事業DD、市場調査において累計1,000件以上の豊富な実績を誇ります。社名に込めた「真の品質」の追求を理念とし、旅館を含む宿泊業界全体の持続可能な成長を目指して活動を展開してまいりました。
加えて、当社は自社で4軒の旅館・ホテルを経営した実績を有し、そのうち2軒は再生を完了した後に創業一族へ売却、現在は2軒の旅館を自社運営しております。また、湯河原温泉にある「夢十夜」および「巛-sen-湯河原」の2軒について運営受託を行っております。
さらに、当社代表の著書『どうやって旅館を立て直すのか?―3旅館を実際に立てなおした具体的手法』では、旅館再生の現場で得た経験と手法を余すところなく解説し、多くの業界関係者から高い評価をいただいております。リアルクオリティは、今後も「真の品質」を追求し、宿泊業界の発展と価値創造に貢献してまいります。