【大和文華館】 猫と犬をはじめ、東アジアの多彩な花と生きものの 美術をご紹介する「特別企画展 生命の彩(いろどり) ―花と生きものの美術―」を開催します

~およそ80 年ぶりの公開、今回が初公開など、貴重な作品も出陳されます~

近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2018 年2月23日(金)から4月8日(日)まで、「特別企画展 生命の彩(いろどり)―花と生きものの美術―」を開催いたします。

~本展覧会のみどころ~
1. 花鳥画や動物画など、大和文華館蔵品を中心に、
   東アジアの花と生きものの美術が勢ぞろい!
2.およそ80 年ぶりの公開、今回が初公開など、貴重な作品も出陳されます。
  ・近年再発見され、約80年ぶりの公開! 中国皇帝の描いた猫、
   宣宗(せんそう)皇帝筆「麝香(じゃこう)猫図」
  ・2016 年度の修理後 初公開! 
   伝毛益筆「蜀葵遊猫(しょっきゆうびょう)図・萱草遊狗(かんぞうゆうく)
   図」【重要文化財】
  ・あの狩野派や伊藤若冲も学んだ! 今回が初公開となる伝李迪(りてき)筆
  「狗(いぬ)図」対幅

麝香猫図

麝香猫図

蜀葵遊猫図・萱草遊狗図

蜀葵遊猫図

東洋では古くから、花と動物を表す作品が生み出されてきました。
それらには目を楽しませるだけでなく、日々の安寧への祈り、こうあ
りたいと願う理想像など、人々の様々な想いが託されていました。
展覧会では、大和文華館コレクションを中心に、東アジアの多彩な
花と動物の美術を展示します

<1> 展覧会詳細について
1.名称    「特別企画展 生命の彩(いろどり)―花と生きものの美術―」
2.会期    2018年2月23日(金)~4月8日(日)
3.開館時間  午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
4.入館料   一般 620円 高校・大学生 410円 小学・中学生 無料
5.主催    大和文華館
6.出陳品数  約40 件
(一例)
〔特集陳列 重要文化財/伝毛益「蜀葵遊猫図・萱草遊狗図」と東アジア〕
  蜀葵遊猫図・萱草遊狗図 伝毛益筆 中国・南宋時代【重要文化財】
      狗図対幅 伝李迪筆 中国・南宋時代 個人蔵
      春苑遊狗図 紀鎮筆 中国・明時代 黒川古文化研究所蔵【重要美術品】
      麝香猫図 宣宗皇帝筆 中国・明時代 個人蔵
      双狗子図 李巌筆 朝鮮王朝・朝鮮王朝時代 個人蔵
      芭蕉竹子犬図屏風 渡辺始興筆 日本・江戸時代
〔百花百獣の彩〕
      秋渓群馬図 沈銓(しんせん)筆 中国・清時代
  桐下遊兎図 伝余崧(よすう)筆 中国・清時代
  群鹿図 朝鮮王朝・朝鮮王朝時代
  ライオン図 宋紫石筆 日本・江戸時代
〔花鳥の彩〕
  竹燕図 馬遠筆 中国・南宋~元時代
  花鳥図 中国・明時代
  梅花牡丹小禽図 孫億(そんおく)筆 中国・清時代
  花鳥図 朝鮮王朝・朝鮮王朝時代
  花鳥図 山口宗季筆 日本・江戸時代
 ほか

<2> 会期中のイベントについて
1.特別講演「絵画の修理―重要文化財『蜀葵遊猫図・萱草遊狗図』を中心に―」
(1)日時・場所 3月11日(日)14:00から講堂にて
(2)講師 岡墨光堂 代表取締役 岡岩太郎(泰央)氏

2.日曜美術講座「視線の先には何がある?―東アジアの猫図と犬図を読み解く―」
(1)日時・場所 4月1日(日)14:00から講堂にて
(2)講師 大和文華館 学芸員 都甲さやか

3.講座 美術の窓「浮世絵の花鳥動物」
(1)日時・場所 3月25日(日)14:00から講堂にて
(2)講師 大和文華館 館長 浅野秀剛

4.列品解説
(1)日時・場所 毎週土曜日14:00から展示場にて
(2)解説 大和文華館 学芸部

何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。

萱草遊狗図
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