【名城大学】薬学部の梅田孝教授が藤田医科大学のイベントで健康づくりを指導
「からだヒアリングDay」で約180人に健康づくりに役立つ運動や元気のコツを伝授
薬学部の梅田孝教授(健康科学・スポーツ科学)が11月10日、愛知県豊明市の藤田医科大学アセンブリホールで開催された同大主催の健康イベント「からだヒアリングDay」に講師として招かれ、参加した地域住民ら約180人に健康づくりに役立つ運動など健康維持や元気のコツなどを伝授しました。
梅田教授「健康づくりに必要な運動は有酸素運動と筋力トレーニング、柔軟運動」
本学と連携協定を締結している藤田医科大学は2023年度から、地域住民の健康づくりを支援する「地域保健活動」に取り組んでいます。その一環で開催する健康イベントに向けて、本学で市民向けの公開講座「健康づくりのための健康実践教室」を開催するなど一般向けの健康支援活動に実績がある梅田教授に協力依頼がありました。
梅田教授は午前と午後のミニ講座で、参加者が会場で測定した骨密度や体組成、ヘモグロビンのデータの見方を解説し、「気にしなくてはいけないのは体重ではなく、体脂肪率が適正化かどうか」などとアドバイス。健康づくりに必要な運動の3要素として①有酸素運動②筋力トレーニング③柔軟運動-を挙げました。
これを受けてシニア層を対象として行われた「健康サポート体操」では、まずストレッチや柔軟体操などを行ったあと、さらにボール使って肩や腕、胸の筋肉を鍛えたり、マットの上で腕や足を伸ばして体のバランスを強化したりする運動などを紹介して実践。梅田教授は「家でも実践できるように覚えて帰ってください」と呼び掛けていました。
薬学部の学生や卒業生らも健康チェックの測定や運動のサポートなどで協力
家族連れを対象にした「親子体操」は、昨年は本学薬学部の佐藤弘道特任教授が指導しましたが、今年はリハビリ中のため、佐藤特任教授の久美子夫人や長男の文哉さんらが指導役に。佐藤特任教授が監修し、子どもを抱っこしたり、ひざの上にのせたりと、親と子どもが家の中で一緒に楽しめる「親子体操」を紹介し、参加した親子は仲良く元気に体を動かしていました。
この日の「からだヒアリングDay」には梅田教授に加え、本学から経済学部の小泉和也准教授(健康・スポーツ科学)と薬学部・梅田研究室の研究員やゼミ生、卒業生、学部1年生ら約20人も参加。健康に関するさまざまなチェックを行う「からだ測定」では体組成と骨密度、ヘモグロビンの測定を担当。「親子体操」では補助役として参加して子どもたちと体操、「健康サポート体操」ではストレッチや体操のお手本を見せたり、参加者の動きをサポートしたりしました。