CHANEL×i-D ダンサー 飯島 望未を起用した新作映像 『Five Paradoxes』6月27日発表!
~ コンテンポラリーダンスでCHANELのフレグランスを表現 ~
VICE MEDIA JAPAN株式会社(所在地:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎吾)は、ファッションカルチャー誌「i-D magazine」の日本版である「i-D Japan」が、2017年6月27日(火)にCHANELとの新しい映像作品『Five Paradoxes』を発表いたしました。
バレリーナの飯島 望未さんを迎えて創作された本作は、コンテンポラリーダンスという表現方法とその背景に隠れた彼女自身の矛盾や葛藤が描かれています。何層にもわたり複雑に紡がれたCHANEL N°5 L'EAUの香りに彼女の奥深い感情がシンクロし、ダンスを通して女性の創造性を追求した作品となっております。
大阪生まれの飯島 望未さんは、6歳からダンスをはじめ13歳でアメリカのバレエ・コンテストで入賞。16歳からヒューストン・バレエに所属し、2016 年8月にはチューリッヒ・バレエへ。この夏から心機一転、馴染み深いヒューストン・バレエへの再入団を控えています。彼女の俊敏さや清純な表現力、エネルギッシュな情熱は、Instagram世代を取り込み多くのファンを魅了し続けています。
本作で飯島 望未さんは、女性が抱える不安定な立場と心情という難解なテーマに臨みました。クラシックダンサーとして活躍してきた彼女が抱える矛盾や葛藤、それらは《型にとらわれないコンテンポラリーなダンス表現への追求》。荘厳な自然に導き出されたウッディな芳香そして爽やかな新緑といったCHANEL N°5 L'EAUから漂う複雑な香りにインスピレーションを受け、それに相応するように導き出されたダンスは、本作を詩的で印象強い作品に作り上げました。
6分にわたる本編には、飯島さんが抱える5つのパラドックスが描かれています。内面への探求や練習背景、完璧さ、絶対的な規律と残酷なまでのルール、自己の抱える浅はかさと個性への探究―それらは、魅力的なヴィジュアルと音楽、そして彼女の高い技術で実現したしなやかな動きやオリジナルのダンススタイルによって映し出されています。それぞれのチャプターは美しい日本の情景とともに描かれ、郊外から都市、夜から朝の描写はアーティストと女性という彼女自身の二面性へとつながり、全体のトーンを磨き上げていきます。
『Five Paradoxes』を監督したローラ・ラバン-オリビア(Lola Raban-Oliva)は、アートやファッション界において常に新しいヴィジュアルを提案してきました。ランウェイショーからVRアートなど幅広く手がけるフランスのディレクター デュオ、パーテル・オリビア(Partel Olivia)のパートナーでもあります。
映像のメインとなるサウンドトラックは、エジプト系イラン人演奏家 ラファンダ(Lafawndah)によるもので、他トラックはピエール・マリエタン(Pierre Marietan)からのものです。
『Five Paradoxes』とともにリリースされるドキュメンタリー映像作品『Making Dance』では、撮影のメイキングシーンのクロニクルや、ダンス業界に置ける飯島さんのアーティスト性について触れています。監督にはアゴスチナ・ガルベス(Agostina Galves)を迎え、ホリー・ブレイキー(Holly Blakey)、Aya Sato(サトウ アヤ)、プロジェクトO(Project O)といった現代を筆頭するコレオグラファーたちが登場しています。
<The Fifth Sense>は2016年にi-DとCHANELによってローンチされ、以来、ファッションやデザイン、写真、映画、テクノロジー、アートの世界でエキサイティングな活躍を見せる女性たちとともにクリエイティブの限界を押し広げてきました。セット・デザイナーのエス・デヴリンによる大型インスタレーション、ハーレー・ウィアーによるマルチメディア写真・映像プロジェクト、デジタル・アーティストのルーシー・ハードキャッスルが香りを視覚化したインタラクティブ・サイト、ドキュメンタリー界の逸材、アルマ・ハレルによる幻想的なショートフィルムに続き、今回の飯島 望未さんの作品は、CHANELのフレグランスをインスピレーションに制作された5作品目となります。
ジャンルを超えて、刺激的に、そしてクリエイティブに活動する女性に焦点を当て、彼女たちが語る自らの作品とヴィジョンを、毎日更新される記事やフォト・ストーリーなどで発信しています。
Notes to Editors
女性のクリエイティビティを讃えるためにi-DがCHANELと共同開発した「感覚のプラットフォーム」である <The Fifth Sense>。記事コンテンツや映像作品を通して、アートやカルチャーシーンで活躍する女性のクリエイティビティを讃えます。先進的なヴィジョンをもってファッションやフレグランスの世界に革命をもたらしたココ・シャネルの精神とも呼応するものであり、ドキュメンタリーや写真、インスタレーション、短編映画など様々なジャンルで活躍する気鋭のアーティストによる実験的な表現によって、ミレニアル世代の女性の感性を刺激し、考え方にある転換をもたらします―フレグランスのもつ感性とその美しさを自分自身の表現として捉えてみよう、と。
現在 <The Fifth Sense> は、4つの言語でイギリス、アメリカ、フランス、中国、そして、日本の5カ国で展開しています。
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