ヴィランティ牧野祝子 著『国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック』2022年6月14日刊行
株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)はヴィランティ牧野祝子 著『国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック』http://www.asa21.com/book/b605259.html2022614。を年月日に刊行いたします
大事なことは、「見ているよ」「認めているよ」と伝えること
「リーダーが部下に伝えるべきことは何か?」と尋ねると、評価、注意、できていない(ネガティブな)ことの指摘と答える人は少なくありません。
しかし、時代が変わり、部下が求めるもの、成長に必要なことが変わってきました。
部下は、自分が会社や上司に対して「貢献できている」「成長している」と感じたときに、仕事へのモチベーションが最も高まります。
つまり大事なことは、部下に対する「承認」です。
本書では、世界10カ国でキャリアを積んだリーダーが、部下一人ひとりの強みを引き出し、成長させるポジティブフィードバック( FB )を使用した伝達法を指南します。
ポジティブフィードバックの基軸となる4つの承認
ポジティブフィードバックの土台にあるのは、「承認」です。
特に、以下の4つの「承認」が基軸となります。
※以下、本書より抜粋
結果承認
成果・結果に対して、承認する
行為承認
相手が行った行為(まだ結果が出ていないものも含む)に対しての承認
存在承認
相手の存在を承認し、大切に扱う
可能性承認
将来(未来)の可能性について信じ、期待し、それを肯定的に応援する
ポジティブフィードバックのコツ
本書では、部下に伝わる形でポジティブフィードバックを行うための「コツ」を7つご紹介しています。
※以下、そのうち2つを本書より抜粋
改善点は相手への期待と共に伝える
改善点を指摘するということは、改善すべき箇所があるということ。
つまり、その点を改善すれば相手が良くなるはずという、相手に対する「期待(像)」とを伝えているのと同じです。
「信じているよ。期待しているよ」「君ならもっとできると信じているよ」
こんな期待と可能性承認の気持ちを全面に出して部下にフィードバックをしましょう。
一緒に考えて、相手に答えを出してもらう
叱る前に、「なぜ、できなかったか」を「相手目線で一緒に分析」して相手に答えを出してもらいましょう。
こちらから「〇〇して」と提案するより、相手から解決法を引き出したほうが、「自分で考えたアイデアだから」とより責任を持って取り組んでくれ、結果に繋がります。
与えるだけでなく、部下の話を聞き、引き出すというポジティブフィードバックもあるのです。
・・・などのコツを紹介。
書籍情報
タイトル:国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック
著者:ヴィランティ牧野祝子
ページ数:246ページ
価格:1,540円(10%税込)
発行日:2022年6月14日
ISBN:978-4-86667-384-4
http://www.asa21.com/book/b605259.html
amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866673842/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17133249/?l-id=search-c-item-text-01
目次
Chapter1 ポジティブフィードバックが自ら動く「できる」部下を育てる
Chapter2 ポジティブフィードバックの基軸となる4つの「承認」
Chapter3 部下のやる気を3倍上げる5つのポイント
Chapter4 部下に伝わる ポジティブフィードバック 7つのコツ
Chapter5 組織・チームが強くなる 360度フィードバック
巻末付録 ポジティブフィードバックをするために知っておきたいこと10
著者プロフィール
ヴィランティ牧野祝子(ヴィランティ・まきの・のりこ)
国際エグゼクティブコーチ
東京生まれ。ミラノ在住。コロンビア大学、INSEAD(インシアード・欧州経営大学院)MBA 卒業後、国内外10 か国で、外資系の戦略コンサルタント、多国籍企業のマーケティング、新規事業の立ち上げ等、様々なキャリアを積む。
リーダーとなり、文化、考え方、事情を持つメンバーが一緒に仕事をして結果を出すには、個々の良さを引き出し、最大限活用できる環境をつくることが必要だと考え、ポジティブフィードバックを実践し始める。
現在は、独立し、国際エグゼクティブコーチ、企業研修講師、コンサルタントとして活動。ポジティブフィードバックを活用したコーチングが好評を博し、法人、個人問わず、グループ面談やセミナーなどを通じて年間約2000 セッションを行っている。最近は、企業から依頼を受け、経営者、リーダー等にポジティブフィードバックをはじめとするビジネススキルを伝授している。3児の母でもある。