加計学園 玄関わきに愛新覚羅溥傑夫妻ゆかりのアサガオ開花/赤紫に白い縁取り/変転見守った花 鮮やかに
2019-08-02 17:00
学校法人加計学園(岡山市北区理大町)の本部玄関わきに2019年7月末、清王朝末裔の愛新覚羅溥傑(あいしんかくら・ふけつ、1907~94年)と日本の嵯峨家から嫁いだ浩(ひろ、1914~87年)夫妻ゆかりのアサガオが開花。設置校である岡山理科大学などの学生、教職員や来訪者の目を楽しませています。
5月の連休前に種を植え、プランター5器に分けて計20株を定植したところ、2メートルを超えて育ちました。花は早朝が見ごろで、毎日10数輪が花開いています。8月いっぱい楽しめそうです。夫妻の次女福永嫮生(こせい)さん=兵庫県西宮市=と加計学園は交流があり、数年前に種を譲り受けました。毎年職員が自宅で育てていましたが、今回初めて学園内で栽培しました。
溥傑氏は満洲族が建てた清王朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀氏の実弟で、満洲国軍人。戦後はソ連、中国で収監され、家族離散となりましたが、保釈後はこのアサガオなどを育て、夫妻とも北京で平和に晩年を送りました。夫妻亡き後は、福永さんが日中友好の思いを込めて日本で守ってきたという花です。
【加計学園について】
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学校法人加計学園は1961年の創立。大学3校、専門学校2校、中学、高校各1校、こども園1園の計8校を擁し、「ひとりひとりの若人が持つ能力を最大限に引き出し 技術者として社会人として 社会に貢献できる人材を養成する」という建学の理念を掲げて教育に取り組んでいます。
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