【調査結果】キャッシュレス・ポイント還元事業を経てQRコード決済の 認知率・利用率は上昇!マイナポイント事業で人気の決済手段も公開
~「PayPay」の認知度は81.9%~
ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社は、キャッシュレス決済の利用状況について、消費者に対して3回にわたりアンケート調査を実施しました。実施した調査結果の一部を抜粋してお知らせします。
調査背景
2019年10月から政府による「キャッシュレス・ポイント還元事業」が実施され、日本国内においても消費者のキャッシュレス決済の利用意欲が高まっています。そこで、今急激にユーザー数を拡大しているQRコード決済の利用状況や、新たに2020年9月から始まる政府の「マイナポイント事業」の利用意向について、消費者にアンケート調査を実施しました。
調査概要
QRコード決済の認知・利用状況について、3回にわたり同一の消費者に対してアンケート調査を実施
調査名 :キャッシュレス決済の利用状況に関する調査
調査方法:株式会社ジャストシステム「Fastask(ファストアスク)」を用いたインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:
【第1回】2019年10月3日~10月7日
【第2回】2020年2月7日~2月9日
【第3回】2020年7月10日~7月16日
調査対象:
【第1回】20~80代の男女2,199人
【第2回】20~80代の男女2,200人
【第3回】20~80代の男女2,057人
調査元 :SBペイメントサービス株式会社
キャッシュレス決済の利用状況に関する調査結果のサマリー
・「キャッシュレス・ポイント還元事業」開始以降、QRコード決済の認知率は上昇
・「PayPay」「楽天ペイ(アプリ決済)」「LINE Pay」など7種類の決済で利用率が上昇
・QRコード決済を最も利用する場所第1位は「コンビニ」
・「キャッシュレス・ポイント還元事業」が終了した後も85%以上の消費者がキャッシュレスでのお支払いを継続
・「マイナポイント事業」で登録したい決済第1位は「クレジットカード決済」
キャッシュレス決済の利用状況に関する調査結果
「キャッシュレス・ポイント還元事業」開始以降、QRコード決済の認知率は上昇
QRコード決済のうち、ご存知のサービスを尋ねたところ、2020年7月の調査では1位が「PayPay」で81.9%の方が認知していました。2位が「楽天ペイ(アプリ決済)」で67.7%、3位が「LINE Pay」で63.7%という結果になりました。2019年10月の政府による「キャッシュレス・ポイント還元事業」開始以降、QRコード決済の認知率は上昇を続けており、「キャッシュレス・ポイント還元事業」前後では「au Pay」が最も伸び率が高く、23.4%上昇しました。
「PayPay」「楽天ペイ(アプリ決済)」「LINE Pay」など7種類の決済で利用率が上昇
QRコード決済をご存知の方にQRコード決済の利用状況を尋ねたところ、アプリをインストールしたことのないQRコード決済の割合は、2020年7月の調査では「PayPay」が38.8%で最も少なく、また、20回以上支払いに利用したQRコード決済の割合も「PayPay」が26.4%で最も高いことが分かりました。
2019年10月からの推移で見ると、「PayPay」「楽天ペイ(アプリ決済)」「LINE Pay」「d払い」「メルペイ」「Amazon Pay」「au Pay」のQRコード決済で、1回以上支払いに利用したことがある方の割合が上昇しており、QRコード決済の普及が進んでいることが分かります。
以降は、2020年7月10日~7月16日に実施した第3回目の調査結果を抜粋してお知らせします。
QRコード決済を最も利用する場所第1位は「コンビニ」(79.1%)
QRコード決済を利用したことがある方に利用する理由を尋ねたところ、「ポイントが貯まる・使えるから」(74.3%)という声が最も多く挙げられました。次いで「キャンペーンの特典が受けられるから」(38.3%)、「使い方が分かりやすいから」(37.3%)、「使えるお店が多いから」(33.6%)という声が挙がりました。QRコード決済を利用する場所を尋ねると、「コンビニ」(79.1%)、「ドラッグストア」(50.4%)、「スーパー」(44.5%)の順に割合が高く、食品や日用品などの少額決済でQRコード決済がよく使われていることが分かります。
QRコード決済を利用したことがある方に、ご利用中のQRコード決済をオンラインでのお買い物にも利用したいか尋ねると、72.4%の割合の方が利用したい意向を見せました。この結果から、今後オンラインでもQRコード決済の利用率が伸びると期待されます。
■「キャッシュレス・ポイント還元事業」が終了した後も85.3%の消費者がキャッシュレスでのお支払いを継続
QRコード決済をご存知の方に、2019年10月~2020年6月に実施された政府による「キャッシュレス・ポイント還元事業」について尋ねたところ、「キャッシュレス・ポイント還元事業」の実施については、90.4%もの割合の方が知っていたと回答し、その中で85.3%の割合の方が「キャッシュレス・ポイント還元事業」が終了した後も、キャッシュレスでのお支払いを継続していると回答しました。
キャッシュレスでのお支払いを継続している理由としては、「ポイントが貯まる・使えるから」(72.4%)、「支払いがスピーディーだから」(70.2%)、「現金を下ろすのが面倒だから」(30.4%)などが主な理由として挙げられました。
「マイナポイント事業」で登録したい決済第1位は「クレジットカード決済」(41.3%)
QRコード決済をご存知の方に、2020年9月から実施予定の政府による「マイナポイント事業」について尋ねたところ、77.6%の方が「マイナポイント事業」の実施を認知しており、その中で利用したいという方が49.8%と約半数を占めました。
「マイナポイント事業」を利用したい方に、どのキャッシュレス決済をマイナポイントに登録したいか尋ねたところ、「クレジットカード決済」(41.3%)が最も高く、次いで「QRコード決済」(27.4%)となり、クレジットカード決済も根強い人気を見せました。
今回の調査で、大型キャンペーンの実施によるポイントなどの特典を享受できるというメリットで、QRコード決済は急激にシェアを拡大してきましたが、クレジットカード決済の人気もまだまだ根強いことが分かりました。実店舗で利用しているQRコード決済をオンラインでも利用したいという意向や、政府の実施するキャッシュレス施策への消費者の関心は今後も高いことが見込まれるため、事業者はECサイトに、クレジットカード決済に加えてQRコード決済を導入することでより多くの消費者の利用・購入を促進できるのではないでしょうか。
著作権について
・本調査の図解/文章とも自由に転載いただくことが可能です。
・本調査の著作権は、SBペイメントサービス株式会社に帰属しますが、以下の利用条件を満たす方には利用を許諾いたします。
利用条件
1 情報の出典元として「SBペイメントサービス株式会社」の名前を明記してください。
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https://www.sbpayment.jp/news/press/2020/20200828_000838/
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会社概要
SBペイメントサービス株式会社
代表者
代表取締役社長 兼 CEO 榛葉 淳
所在地
東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル25F
設立
2004年10月1日
事業内容
決済サービス、集金代行および企業の計算事務代行、アクワイアリング(カード加盟店業務)事業、イシュイング(カード発行業務)事業
URL
https://www.sbpayment.jp/
決済サービスに関するお問い合わせ
SBペイメントサービス株式会社
お問い合わせフォーム
https://www.sbpayment.jp/contact/?argument=3qe9Sa9A&dmai=a5d1c838fbaef4
・記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
・「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。