革新的な通信技術「Ethernet-APL」対応 レーダー式レベル計「Micropilot FMR6xBシリーズ」を新発売
操作性に優れ、安全性と生産性を向上させる新世代レーダー式レベル計
エンドレスハウザー ジャパン株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:泉 俊彰)は、Micropilotシリーズの80GHzレーダーセンサをリニューアルした「Micropilot FMR6xBシリーズ」を2023年11月15日より販売を開始しますのでお知らせします。
Micropilot FMR6xBシリーズ
より安全で、よりシンプルで、より生産的:これは、Endress+Hauserの新世代80GHzレーダーセンサ Micropilotシリーズの特長を端的に表現しています。アクセスが困難な測定ポイント、粉塵の多い環境、極端なプロセス温度などの課題に対して、新世代のレベル計はソリューションを提供します。さらに、SmartBlueアプリで操作するウィザードが、センサの使いやすさを向上させます。HARTやPROFIBUSといった定評のあるデジタル通信プロトコルに加え、新世代はEthernet-APLなどの革新的な通信技術にも対応しています。優れた測定性能と、スマートな自己診断機能を組み合わせることで、生産性の向上にも貢献します。
特長
(1) シンプルさ:Micropilotシリーズの操作はシンプルかつ直感的であり、リアルタイムで行われます。設定および機能チェックはウィザードによってガイドされるため、短時間で機器の使用が可能です。
(2) インテリジェントな安全性:機器は、20年にわたるSILに関する専門知識を駆使し、IEC 61508に準拠して開発されています。また、ガイド付きウィザードによる設定またはプルーフテスト、およびHistoROMを介したシンプルなパラメータ伝送により、プラントの安全を確保します。
(3) 生産性の向上:独自開発の機器診断・検証・モニタリング機能 Heartbeat Technologyにより、永続的なプロセス診断と自己診断、予知保全によりプラントのダウンタイムの削減が可能です。
(4) 高性能:特許取得済みのレーダー精度指数(RAI)機能を搭載した新世代レーダーレベルセンサは、新しいレーダーチップによって発揮される最高の精度と80 GHzレーダー技術との組み合わせにより、幅広いアプリケーションに使用できる優れたレーダー計測技術を提供します。
(5) 将来性:本機器は、デジタルトランスフォーメーションおよびインダストリー4.0に対応するよう設計されています。たとえば、Ethernet-APLなどの最先端の通信オプションは、高速データ伝送を可能にするとともに、プラントの可用性を向上させます。
Micropilot FMR6xBシリーズ開発の背景
新しいレーダー式レベル計Micropilot FMR60B、FMR62B、FMR63B、FMR66B、FMR67Bは、よりシンプルでインテリジェントな安全性、効率向上を求めるお客様のご要望にお応えするために開発されました。機器はIEC 61508に準拠して開発され、機能チェックや設定の変更は、BluetoothインターフェイスとSmartBlueアプリを介してリモートで実行することを可能にしました。また、Ethernet-APLなどの新しい通信技術を活用して、デジタルの未来に向けてプラントを変えていくことが可能です。Heartbeat Technologyにより、プロセスの生産性が向上します。幅広い製品ラインナップは、鉱工業、化学工業、石油・ガス産業、ならびに発電所やエネルギーセクターなど、あらゆるアプリケーション向けのソリューションを提供します。
会社概要
社名 : エンドレスハウザー ジャパン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 泉 俊彰
所在地 : 東京都府中市日新町5-70-3
設立年 : 1955年
事業内容: プロセスオートメーション分野における各種計装制御機器
およびソリューションの提供
URL : https://www.jp.endress.com/