動物病院でICUの環境情報を遠隔監視できるシステムを開発 動物見守りシステム「monipet」のオプションとして4月1日発売
株式会社ジェイエスピー(神奈川県横浜市、代表取締役:稲田 彰典、以下 ジェイエスピー)は、動物用ICUメーカーである株式会社東京メニックス(埼玉県所沢市、代表取締役:福田 恒二、以下 東京メニックス)と共同で、次世代ICU「MENIOS」の室内環境情報をスマートフォンなどで遠隔監視できるシステムを開発しました。ジェイエスピーが販売している『動物遠隔見守りシステム「monipet」』のオプションとして2018年4月1日(日)より販売を開始します。
【「MENIOSモニタリングシステム」とは】※1
動物の集中治療に使用されるICUは、温度、湿度、酸素濃度をコントロールして治療を行う高度医療機器です。しかし、ICU室内の環境情報や酸素ボンベ切れなど異常は、ICU本体のパネルやアラーム音でしか確認できませんでした。『次世代ICU「MENIOS」』と『動物遠隔見守りシステム「monipet」』が連携したことにより、ICUの室内環境情報をスマートフォンやタブレットを通じて遠隔で確認できるようになりました。また、ICUが検出した異常はアラート通知としてスマートフォンやタブレットに即座にお知らせします。病院を離れる夜間の見守りをしっかりサポートして、安心・安全を提供します。
※1 情報は閲覧のみが可能です。ICUの設定変更はできません。
動物遠隔見守りシステム「monipet」
【動物遠隔見守りシステム「monipet」とは】※2
手術後などの安静状態にあるペットの容体を記録し、異常を感知すると獣医師や看護師に即座にブザー音やアプリを通してアラート通知が届くセンサーシステムです。24GHzマイクロ波レーダーを使用し、呼吸によるペットの微細な体動を非接触で計測します。計測した体動はアプリ画面上で波形として表示され、外出先や自宅でも異常を知らせる通知をリアルタイムに受け取れます。アプリからすぐに様子を確認できるため、入院中のペットの見守りを強力にサポートします。
※2 monipetホームページ: http://www.moni-pet.com/
開発背景
ジェイエスピーでは2013年から獣医師や看護師の負担を減らすセンサーシステムの開発に取り組んでいます。この先、遠隔見守りシステムである「monipet」が、IoTの時代にどう進化したらもっと動物医療に貢献できるかを検討してきた中で、「monipet」が医療機器と連携して遠隔見守りが可能となれば、獣医師や看護師にとってもっと便利なツールになると考えました。「monipet」は動物用ICUに設置して利用されることが多いシステムであることから、2017年のある展示会で東京メニックスに次世代ICU「MENIOS」との連携を相談させていただき、我々の提案を受け入れていただけたことで今回の連携が実現しました。
ジェイエスピーは今後も利用者の声を聞き、システム開発を通して動物医療の発展に貢献していきます。
販売内容
発売元 :株式会社ジェイエスピー
発売日 :2018年4月1日(日)
参考価格:MENIOSモニタリングシステム 160,000円(税別) ※3
※3 ご利用には「MENIOS」、「monipet」の購入が必要です。
会社概要
商号 : 株式会社ジェイエスピー
代表者 : 代表取締役 稲田 彰典
所在地 : 神奈川県横浜市西区高島2-6-32 横浜東口ウィスポートビル
設立 : 1980年1月25日
事業内容: ソフトウェア開発、製品販売
資本金 : 3,000万円
URL : http://www.jspnet.co.jp
[注]
・iPhone、iPadはApple Inc.の商標です。
・Google、Androidは、Google Inc.の登録商標または商標です。
・monipetおよびmonipetロゴは株式会社ジェイエスピーの登録商標です。
・MENIOSおよびMENIOSロゴは株式会社東京メニックスの登録商標です。