ホステッドペイロードは、衛星のキャパシティビルディングのために有効な選択肢
株式会社グローバル インフォメーションは、ノーザンスカイ・リサーチが発行した報告書「Hosted Payloads on Commercial Satellites, 2nd Edition (商用衛星のホステッドペイロード:第2版)」の販売を開始しました。
当報告書は、ホステッドペイロードの軍事・民間政府向け需要動向の見通しについて、詳細に分析しています。ホステッドペイロードは、通信および地球観測/科学ミッション、および台頭する民間企業のリスクテイキングに対応する創造的なソリューションです。
2012年におけるペイロード装置、エンジニアリングサービス、商業衛星オペレーターホスティングサービスの収益規模は、1億620万米ドルと予想されています。
2022年までに、同収益の規模は、3億3,080万米ドルから5億5,400万米ドルに及ぶ見通しで、この11年間の累積収益規模は、180億米ドルから290億米ドルと予想されています。
収益規模は、ホステッドペイロード装置のタイプや様々なコストに大きく依存しています。
ノーザンスカイ・リサーチでは、多様なペイロードを調査結果に反映させるために、予想手法としてシナリオに基づいたアプローチを採用しました。
世界的な財政環境、政府予算の制約のために、大きく遅れをとったものの、ホステッドペイロードは、長期的には発展する可能性が依然として存在しています。堅調な成長の足がかりとなる主な発展分野の一つには、民間部門の台頭が挙げられます。
軍事および民間政府の関連組織が負わないリスクを、民間企業が吸収する事業モデルが浮上しています。
「政府予算によって、少なくとも10年間の市場機会がもたらされています。しかし、政治的な見通しや調達過程の変化がこれまでホステッドペイロードの契約を妨げてきました。」と、シニアアナリストで、当報告書の執筆者であるJose Del Rosarioは述べています。
「明らかにホステッドペイロードには、累積需要が存在しています。民間部門が適度にリスクをとって、技術会社、衛星オペレーター、政府クライアントと提携する、そしてある程度はプライベート・エクイティファンドなどを利用することによって、ホステッドペイロード市場に長期的に持続可能で、膨大な収益をもたらす可能性があります。」
市場調査レポート: 商用衛星のホステッドペイロード:第2版
Hosted Payloads on Commercial Satellites, 2nd Edition
http://www.gii.co.jp/report/ns230989-hosted-payloads-on-commercial-satellites-2nd.html
出版日: 2012年03月
発行: Northern Sky Research, LLC
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