コーエーが、「信長の野望 Online」課金認証システムにオラクルデータベースを採用

 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明)は、株式会社 コーエー(本社:神奈川県横浜市港北区、代表取締役社長:小松清志)が、「信長の野望 Online」の課金認証システムをオラクルデータベースにより構築、2003年6月同ゲームの販売開始と同時に稼動したことを発表します。

コーエーでは、ゲーム商品を中心としたエンターテインメント情報を提供するポータルサイト「GAMECITY」(http://www.gamecity.ne.jp/)を1999年から開設しています。同サイトでは、新商品情報をはじめ、オンラインショッピング、オンラインゲームの課金認証、イベント・キャンペーンの情報提供や申し込み、ゲームの体験版ダウンロードなどのサービスを提供しており、現在の登録会員数は約50万名にのぼります。この「GAMECITY」のシステムを基盤として、同社初のサーバー型オンラインゲーム「信長の野望 Online」(PlayStation 2版)を2003年6月より提供開始しました。

「信長の野望 Online」の課金認証システムでは、ゲームを利用するためのプレイチケットを購入する課金処理とゲーム開始と終了時のログイン・ログアウトの認証処理を行います。同システムは、ユーザー情報や課金情報を取り扱うため、高いセキュリティと信頼性が必要となるだけでなく、多いときには同時に2万人ものユーザーがゲームに参加するため、一時的にアクセスが増大したときにもパフォーマンスを一定に保つ安定性も要求されます。本システムは、2台構成で構築しており、1台のサーバーがダウンしても、残りの1台が起動してサービスを提供し続けることで、システム全体の可用性を高めています。実際に「信長の野望 Online」発売日当日にはGAMECITY会員登録約5,000件、ゲームへのアカウント登録約10,000件、プレイチケット購入等の課金決済約6,000件の処理が集中しましたが、安定したパフォーマンスを保ち続けました。

 同社では、今後も引き続きオンラインゲームへの需要が高まることを視野に入れ、「GAMECITY」のシステムの信頼性を高めるために「Oracle9i Real Applications Clusters」によるクラスタ構成への移行を計画しています。また、本システムの実績をもとに、オンラインゲームを提供する企業に対し、「GAMECITY」を課金認証ASPサービスとして展開することも検討しています。

◆株式会社 コーエーについて
本年、創立25周年を迎える株式会社コーエーは1978年に創立。83年、PCゲームソフト「信長の野望」が大ヒットし、「三國志」とともにシリーズを重ねるロングセラーに。「創造と貢献」の精神のもと、ミリオンセラー「真・三國無双」シリーズをはじめ、様々なジャンルでオリジナリティあふれる商品を創り出しています。1991年11月に店頭公開、2000年3月東証一部上場。従業員数447名(2003年3月末現在)。URL:http://www.koei.co.jp/

◆日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社はオラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点としたEビジネス構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日の店頭市場への株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,440名(2003年5月末現在)。URL: http://www.oracle.co.jp/

■本件に関する報道関係お問合せ
日本オラクル株式会社 マーケティング本部 コーポレートコミュニケーションズグループ
広報 石川 TEL:03-5213-6395 FAX:03-5213-6990
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート

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