Markdown×WikiのSaaS「GROWI.cloud」が2018年末登場 先駆けてWESEEKがクローズドβテスターを募集開始
株式会社WESEEK(本社:東京都千代田区、代表取締役:武井 雄紀)は、オープンソースソフトウェアとして公開中のMarkdownで書けるWikiシステム「GROWI」を、SaaSとして利用できる新サービス「GROWI.cloud」を、2018年末にローンチします。それに先駆けてクローズドβテスターの募集を2018年8月27日から開始いたします。
GROWI.cloud サービスサイト
https://growi.cloud
※GROWI.cloudサイトはGitHubアカウント、またはGoogle アカウントがあればどなたでもログイン可能ですが、現時点ではGROWIシステム作成・利用はクローズドβテスターに当選した方々に限らせていただいております。
オープンソース版 GROWI 公式ホームページ
GROWI デモサイト
▼GROWIとは
GROWI(グローウィ)は、WESEEKが開発を行っているJavaScript(node.js)製のWikiシステムです。クローズドWikiとして社内での情報共有ツールとしての利用や、オープンWikiとして一般団体の情報集約・情報発信ツールとして利用可能であり、エンジニアに馴染みのあるGitHub Flavored Markdownで記述可能かつ柔軟な階層構造での情報管理が可能なのが特徴です。これまで国内の企業や大学のサークル、研究室などを中心に利用されてきました。MITライセンスの元公開されていたCrowi( https://site.crowi.wiki )から2017年に派生して以降独自の機能を追加しつづけ、v3.2.0系ではHackMD(CodiMD)との連携により同時多人数編集が可能になりました。
▼GROWI.cloudサービスの特徴
この度クローズドβテストを開始するGROWI.cloudは、これまでユーザーが自身のインフラで構築・管理しなければならなかったGROWIシステムとその周辺ミドルウェアを、簡単に、そして安価で提供するSaaSサービスです。
- 個人利用や試用を想定した「フリー」プラン
- 単一のチーム・団体・小規模~中規模法人での利用を想定した「ライト」プラン
- 「ライト」プランをベースに、より高品質なサービスレベルでの提供を目的とする「スタンダード」プラン
- 複数チーム・大規模な企業での利用を想定した「エンタープライズ」プラン
など、ユーザーの用途に合わせたプランを複数用意する予定で、ライトプラン以上では利用するユーザーの人数に依らず毎月定額でご利用いただけます。
▼GROWI.cloudサービスローンチの動機
開発元のWESEEKは創業以来PHP製のWikiであるPukiwikiを愛用していましたが、時流に乗る形で2017年にMarkdown形式で記述可能な社内情報共有システムへの移行を決めました。その際様々なソフトウェアやSaaSを試用しましたが、使い勝手とコストの両面で満足いくプロダクトは見当たりませんでした。
そこで自身でGROWIの開発を開始し、度重なるリリースを経てブラッシュアップを続けてきましたが、GROWIユーザーの中にはやはり「もっと簡単に」「もっと安価に」情報共有ツールを手に入れたいというニーズが多いことを実感し、WESEEKと同じ悩みを抱えていた個人・団体・企業様の力になりたいという思いで、今回GROWI.cloudを開発・提供するに至りました。
▼今後の展開
今後のスケジュールとしては、クローズドβテストを2018年8月27日募集開始(当選したテスターの方には2018年8月下旬よりGROWIシステムを順次提供)、その後オープンβテストを経て2018年内に正式リリースへと繋げるつもりです。
▼βテスター募集について
クローズドβテストでは、他プラットフォームからの移行機能のテストとサポートを重要視し、esa.ioおよびQiita:Teamからのデータインポートをテスト可能な個人・団体・企業様を優先して招待させていただきます。
クローズドβテストへの参加希望の方は、以下のGoogle フォームで受付中です。
https://goo.gl/forms/WhUwv0sc8JrLbsho1