世界で初めてAF機能を搭載した4K対応放送用レンズで映像制作を劇的に変革  最短約0.5秒の高速・高精度AFで動体追従性にも優れる「FUJINON UA107×8.4BESM AF」新発売

107倍の超高倍率ズームと独自の防振機能を実現!鮮やかな色再現による高画質な映像撮影が可能

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、世界で初めて(*1)AF機能を搭載した4K対応放送用レンズ「FUJINON UA107×8.4BESM AF」(以下、「UA107×8.4 AF」)を新たに開発しました。「UA107×8.4 AF」は、2020年春の発売を予定しています。
「UA107×8.4 AF」は、新開発の位相差AFセンサーなどにより最短約0.5秒の高速・高精度AFを可能とし、動体追従性にも優れた、箱型タイプの放送用レンズです。焦点距離8.4mm-900mmをカバーする107倍の超高倍率ズームと独自の防振機能を実現。鮮やかな色再現でハイダイナミックレンジ(HDR)を活かした高画質な映像撮影を行えるため、スポーツ中継やコンサート・ライブ中継などに最適です。
「UA107×8.4 AF」は、簡単・快適に高品位な4K映像を撮影でき、これまでの映像制作を大きく変える画期的な製品です。
◆詳細はWebページをご覧ください。
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1455.html?link=atp

「FUJINON UA107×8.4BESM AF」新発売

昨今、4K対応の大画面テレビの普及に伴い、高精細な4K映像を楽しめる機会がますます増加しています。現在、映像の制作現場では、主に手動でフォーカシングを行っているため、撮影者には高度なスキルが求められます。このような中、富士フイルムは、自動で簡単にフォーカシングができるAF機能を搭載した4K対応の放送用レンズを世界に先駆けて開発しました。
「UA107×8.4 AF」は、当社デジタルカメラ「Xシリーズ」「GFXシリーズ」で培った技術で開発した位相差AFセンサーと専用アルゴリズムを採用した4K対応放送用レンズです。最短約0.5秒の高速かつ高精度なAFを可能とし、動体追従性にも優れているため、簡単・快適に撮影できます。また、広角8.4mmから超望遠900mmまでの焦点距離をカバーする107倍ズームと独自の防振機能を実現。遠く離れた被写体の撮影時でもブレの少ない映像を撮影できるため、スポーツ中継やコンサート・ライブ中継などで威力を発揮します。さらに、各種収差の徹底的抑制と光の透過率向上により、鮮やかな色再現、HDRを活かした豊かな階調による高画質な映像制作を可能にします。

当社は、8月21日~24日に北京で開催される国際放送機器展示会「BIRTV2019」に本製品を出展いたします。

当社が提供するフジノンレンズは、高い描写力が評価され、世界中のテレビ番組や映画、CMの制作で採用されるなど、最新の映像表現の進化に貢献しています。今後も、当社は、長年培ってきた光学技術や精密加工・組立技術などにより、最先端の製品を開発・提供し、多様化する映像制作現場のニーズに応えていきます。
*1 4K対応の放送用レンズとして。2019年8月19日時点。当社調べ。

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