アシスト、エンタープライズRPA「AEDAN」を利用した 経理部門向け「入金消込自動化ソリューション」を 提供開始
株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL:https://www.ashisuto.co.jp/、以下:アシスト)は、アシストが提供する推論型AI 「Progress Corticon」(開発元:米国Progress Software Corporation)を中核としたエンタープライズRPAである「AEDAN(Ashisuto Enterprise Decision AutomatioN、読み:えいだん)」を利用した経理部門向けの「入金消込自動化ソリューション」を本日付けで提供開始します。
●経理部門の課題
働き方改革の機運が高まる昨今、経理部門でも業務の自動化、効率化が求められています。中でも「入金消込」処理は属人化しているケースが多く、その見直しは優先度の高い課題となっています。
「入金消込」処理は、EB(エレクトロニック・バンキング)データや通帳で確認した入金情報を社内システムと突合させる「入金消込」にとどまらず、消込結果を販売管理システムおよび会計システムへ反映するという一連の流れがあります。
「入金消込」において属人化の排除や省力化が進まない理由は、
(1)振込手数料を支払うのは自社か取引先か、
(2)消費税計算後の請求額は四捨五入か切捨か、
(3)請求先と同じ名義での振り込みか、
(4)複数の請求に対し合算で入金されるケースがある
など、取引先との取り決めや案件ごとに請求書への記載内容と実際の入金内容に誤差が生じ、人の判断が必要となるからです。
これをExcel等を利用して管理したり、自社システムへの機能組み込みで一部効率化している企業が数多くありますが、作業が複雑かつ煩雑なため、人手によるダブルチェックやシステム間データ転記などが必要となります。入金消込が滞れば決算の数値に直接影響し経営管理上の問題となったり、誤りに起因する誤催促は企業の信用問題に発展する可能性があります。
●AEDANでは入金消込に関連する一連の業務を自動化可能
AEDANを活用した入金消込システムでは、既存の業務フローを変更することなくEBデータの取得、ルールに基づくデータ加工、債権情報との突合、入金消込、仕訳のための他システム連携まで自動化し、経理部門の課題を解決します。新たな入金消込ルールが発生しても、経理部門の担当者自身がシステムに設定しているルールを変更して即座に変更を反映させることができます。
AEDANを利用すると、入金消込だけでなく、勘定科目の違いや領収書の金額差異などが想定される社内の精算システムなどにも適用できます。一連の業務フローが自動化されれば、属人化排除と正確さ、スピードを入手でき、業務の効率化、高度化が実現されます。アシストでは、AEDANによる入金消込業務の実装方法を解説した資料のダウンロード提供も開始し、顧客企業の経理部門における課題解決を支援していきます。
「AEDAN」について
ひとが行う情報の処理は、「情報取得」、「情報分析」、「意思決定(行動選
定)」、「行動実行」に分類でき、この4つのステージモデルごとに最適なツー
ルを使い分け、業務フロー全体の自動化を実現するのが「AEDAN」です。アシ
ストでは自社内の見積作成支援システムに採用し、見積作成工数削減を最大
78%達成した「AEDAN for コンフィグレータ」や、請求書の誤請求を防止する
「AEDAN for 誤請求防止」など、この業務自動化のためのフレームワークと
ソリューションを「AEDAN」シリーズとして提供しています。
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株式会社アシスト 広報担当:田口
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「AEDAN」および「入金消込自動化ソリューション」に関するお問い合わせ
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TEL:03-5276-3653
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