【 繊維リサイクルの最前線 】廃棄衣類繊維を3Dプリンター建築の断熱材として実用化へ | PANECO + MAT一級建築士事務所
PANECO + MAT一級建築士事務所は、廃棄衣類繊維をアップサイクルしたマテリアルを3Dプリンター建築の断熱材として実用化へ。
繊維リサイクルの「PANECO」を展開する株式会社ワークスタジオと日本国内で初めて3Dプリンター建築で確認済証の交付を受けた株式会社MAT一級建築士事務所は、廃棄衣類繊維をアップサイクルしたマテリアルを3Dプリンター建築の断熱材に活用する実験に成功しました。
廃棄衣類繊維を3Dプリンター建築の断熱材として実用化へ
繊維リサイクルを通して「脱廃棄社会」をめざす『PANECO』は、日本国内で初めて3Dプリンター建築で確認済証の交付を受けた株式会社MAT一級建築士事務所と共同で、廃棄衣類繊維をアップサイクルしたマテリアルを3Dプリンター建築の断熱材に活用する実験に成功しました。
廃棄衣類繊維は焼却処分すると二酸化炭素を排出するため、建築の断熱材として長期間使用(貯蔵)することは「脱廃棄」とともに「脱炭素」にも貢献でると考えています。
廃棄衣類繊維を建築の断熱材として活用するメリット
◎ 断熱効果
衣類繊維なのでそもそも断熱効果が高い
衣類繊維を細かく粉砕しているので高密度化による高い断熱効果が可能
◎ リサイクル困難資源の有効活用
リサイクルが困難で廃棄処分されている衣類繊維の有効的な再資源化
◎ CO2排出ゼロ
衣類繊維を焼却処分しないので CO2の排出がない
廃棄衣類繊維をアップサイクルしたマテリアルを3Dプリンター建築の断熱材に活用する実験に成功
サスティナブルな建築へ
株式会社ワークスタジオと株式会社MAT一級建築士事務所は、廃棄衣類繊維をアップサイクルしたマテリアルを3Dプリンター建築や住宅等の一般建築の断熱材に活用する社会実装へ向けてさらなる研究・開発を行うと共に、サスティナブルな建築を目指す戦略的パートナーシップを締結しました。
株式会社MAT一級建築士事務所
2015年設立 代表取締役 田中 朋亨 /「日本の3Dプリンター建築のトップランナーへ」をミッションに、日本で初めて建設用3Dプリンターを用いて確認済証の交付を受ける。
株式会社ワークスタジオ
1998年設立 代表取締役 原 和広 /「地球環境をデザインする」をミッションに、サステナブルな什器デザイン・什器製作、環境配慮型素材の研究・開発・製造・販売を手がける。
PANECO
「廃棄衣類繊維を美しくアップサイクルし再資源化することで循環型社会の構築にデザインで貢献する」をミッションに、マテリアルリサイクルによる繊維リサイクルのソリューションを展開。