金曜ロードショーの劇場版名探偵コナンを分析！「100万ドルの五稜星」の視聴率は？

こんにちは。広告データ分析SaaS「TVAL（ティーバル）」マーケティングチームです。毎年4月、劇場版『名探偵コナン』の公開にあわせて盛り上がりを見せるコナンシリーズ。近年では興行収入100億円超えも珍しくない、国民的コンテンツとなっています。2025年も、最新作となる『隻眼の残像』の公開にあわせて、過去の劇場版作品が3週連続で日本テレビ「金曜ロードショー」で再放送され、大きな話題を呼びました。
今回は、2023年から2025年にかけて地上波で放送された9作品の視聴率データをもとに、世帯視聴率と性年代別の視聴傾向を分析しました。

対象エリア：関東
対象番組：金曜ロードショー 名探偵コナン 劇場版9作品
対象期間：2023年4月7日〜2025年4月18日
対象作品：
・ハロウィンの花嫁（2023年4月7日放送）
・漆黒の追跡者（2023年4月14日放送）
・天国へのカウントダウン（2023年9月15日放送）
・純黒の悪夢（ナイトメア）（2023年9月22日放送）
・紺青の拳（2024年4月12日放送）
・黒鉄の魚影（2024年4月19日放送）
・14番目の標的（2025年4月4日放送）
・水平線上の陰謀（2025年4月11日放送）
・100万ドルの五稜星（2025年4月18日放送）

今回放送された9作品のうち、もっとも世帯視聴率が高かったのは2024年に地上波初放送された「黒鉄の魚影（サブマリン）」で9.5%を記録しました。

続いて2025年放送の「100万ドルの五稜星」が9.1%、2023年の「ハロウィンの花嫁」が9.0%と続き、いずれも劇場公開時に話題となった最新3作品が上位を占めています。

中でも「黒鉄の魚影」は、シリーズで初めて興行収入100億円を突破した話題作。黒ずくめの組織をめぐる核心的なストーリーや哀ちゃん（灰原哀）を中心としたシリアスな展開が見どころで、長年のファンを惹きつける構成となっています。スピッツが歌う主題歌「美しい鰭」が描く灰原哀の心情と、物語が強くリンクしていたことも、視聴者の支持を集めた要因といえるでしょう。

2位の「100万ドルの五稜星」は、最新作が劇場公開された直後のタイミングで放送されたこともあり、非常に高い注目度を集めました。五稜郭を舞台にした壮大なストーリーや、服部平次と遠山和葉の関係性が深掘りされている点が特徴です。

3位の「ハロウィンの花嫁」は、安室透や警察学校組などの人気キャラクターが登場。人間関係や感情のドラマに重きを置いた構成が、特に感情移入しやすい層に響いた結果といえそうです。

ブログ本編では、世帯視聴率が高かった上位5作品を対象に、性年代別の視聴動向をご紹介しています。ぜひご一読下さい。

株式会社スイッチメディア（本社：東京都港区、代表取締役 高山 俊治）は、国内最大規模のテレビ視聴パネルから独自に収集したテレビ視聴データを活用し、多面的な切り口の属性情報から設定したターゲットのテレビCMリーチ分析および購買データと連携したCMの売上効果の可視化を強みとしています。この強みを活かし、テレビCMとデジタル広告の統合マーケティングを最適化する広告データ分析SaaS「TVAL」の開発・提供を行うほか、現在放送中のテレビ番組の視聴率をリアルタイムで把握できる「TVAL now」の開発・運営を行っています。

社名：株式会社スイッチメディア
代表者：代表取締役社長　高山 俊治
事業内容：広告データ分析SaaS「TVAL」および現在放送中のテレビ番組視聴率がわかる「TVAL now」の開発・提供
WEBサイト ：
TVAL：https://www.switch-m.com/
TVAL now：https://tval-now.switch-m.com/