日本オラクルと富士通、システム運用管理ソフトウェアの連携検証を共同で実施

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下、日本オラクル)と富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野副 州旦、以下、富士通)は、富士通の運用管理ソフトウェア「Systemwalker Centric Manager」と、日本オラクルの運用管理ソフトウェア「Oracle Enterprise Manager」との連携を、共同で検証しました。
これにより、オラクル製品や富士通製品を使用中または導入を検討中のお客様は、「Systemwalker Centric Manager」と「Oracle Enterprise Manager」を併せて導入することで、ハードウェアからアプリケーションまでの一貫した統合運用管理を、少ない管理コストで実現できます。

昨今、企業において重要視される「IT全般統制」では、特に業務システムを安定稼働させるための、確実な運用管理が求められています。オラクルの「Oracle Enterprise Manager」は、システムを構成するオラクル製品(注)に発生した問題を検知し、その根本的原因の発見・分析・解決を支援する管理ソフトウェアです。また、富士通の「Systemwalker Centric Manager」は、基幹業務システムの安定稼働を支える運用管理ソフトウェアです。
日本オラクルと富士通は、お客様のシステムを安定稼働させ、かつ効率的に運用する観点から、今回の連携検証を実施するに至りました。

【検証内容】
「Oracle Enterprise Manager」を使用して監視している「Oracle Database」、「Oracle BPEL Process Manager」、「Oracle Business Intelligence」などの、オラクル製品が発する警告やエラーなどのメッセージが「Systemwalker Centric Manager」のコンソール上に集約されて表示できることを検証いたしました。

【連携によるメリット】
データセンターのオペレーターやシステム管理者は、ハードウェアやOSの稼働状態や障害の監視、リソース監視だけではなく、オラクル製品の詳細な性能やリソース使用状況の監視、トラブル未然防止のための予兆監視など、ハードウェアからアプリケーションまでの一貫した、サービスレベルの高い運用管理を、少ない管理コストで実現することが可能です。

お客様メリットのイメージ:

日本オラクルと富士通は今後も密に連携し、検証センターなどを最大限に活用し、お客様の業務システムの安定稼働を強力に支援します。
また、両社は、サーバをはじめとした富士通のプラットフォーム製品群、統合運用管理ソフトウェア「Systemwalker」、さらにオラクル製品という強力な組合せにより、お客様に最適なITシステムを提供していきます。
なお、今回の検証により、「Oracle Enterprise Manager」は、「Systemwalker」の連携製品認定制度である「Systemwalker Enabled」の認定(認定レベル:Advanced)を取得しました。

【検証環境】
検証は、日本オラクルと富士通の共同検証施設である「Oracle GRID Center」において、以下の環境を構築し、実施しました。

 ■サーバ
  富士通ブレードサーバ 「PRIMERGY BX620」
 ■システム全体の監視
  富士通「Systemwalker Centric Manager」
 ■オラクル製品の統合管理
  オラクル「Oracle Enterprise Manager 10g Release5」
 ■稼働状況の監視対象
  オラクル
  ・「Oracle Database 11g」
  ・「Oracle Business Intelligence Suite 10.1.3」
  ・「Oracle BPEL Process Manager 10.1.3」

【Oracle Enterprise ManagerとSystemwalker Centric Manager連携解説セミナー】
本検証で実施した「Oracle Enterprise Manager」と「Systemwalker Centric Manager」の連携について紹介する「Oracle Direct Seminar」を10月1日(木曜日)15時から16時に開催します。
インターネット環境があればどなたでも気軽にご参加いただけますので、是非ご参加ください。

「Systemwalkerユーザー必見!! Oracle Enterprise Manager連携で一歩先行くシステム運用の歩き方」
http://www.oracle.co.jp/iSeminars/091001_1500/
*「Oracle Direct Seminar」はOracle DirectがWebを通じて提供するインターネット・ライブ・セミナーです。

【「Oracle Enterprise Manager」と「Systemwalker Centric Manager」との連携手順書/関連資料】
以下のWebサイトより、連携手順書や関連資料を入手することができます。
[Oracle Technology Network(日本オラクル)]
・「Oracle Enterprise Manager」技術情報
   http://www.oracle.com/technology/global/jp/products/oem/index.html
・「Systemwalker Centric Manager Oracle Enterprise Manager」 通知連携設定手順書
   http://www.oracle.com/technology/global/jp/products/jp/oem/doc/OracleEnterpriseManager_SystemwalkerCentricManager_Configuration_v1.0.pdf
・「Systemwalker Centric Manager Oracle Enterprise Manager」 通知連携サンプル
バッチファイル(掲載ページ)
   http://www.oracle.com/technology/global/jp/products/oem/techinfo.htmlバッチファイル
   http://www.oracle.com/technology/global/jp/products/jp/oem/doc/sample.bat

[Systemwalker(富士通)]
・Systemwalker 技術情報サイト
  http://systemwalker.fujitsu.com/jp/man/adapter/oracle.html
・Systemwalker 関連製品:Oracle Enterprise Manager
  http://systemwalker.fujitsu.com/jp/collaborate/oracle_em.html
・セレクションガイド (124KB、2ページ)[2009年9月]
  http://systemwalker.fujitsu.com/jp/collaborate/pdf/oracle_em.pdf
・「Systemwalker」 技術情報サイト
  http://systemwalker.fujitsu.com/jp/man/adapter/oracle.html
・「Systemwalker」 関連製品:「Oracle Enterprise Manager」
  http://systemwalker.fujitsu.com/jp/collaborate/oracle_em.html
・セレクションガイド (124KB、2ページ)[2009年9月]
  http://systemwalker.fujitsu.com/jp/collaborate/pdf/oracle_em.pdf

【「Oracle GRID Center」について】
「Oracle GRID Center」は、2006年11月に開設した最先端のグリッド環境を備える検証センターです。オラクルのグリッド技術とグリッド戦略パートナー各社のソリューションを組み合わせた共同検証により、最適構成および最適構成における運用・構築方法のベストプラクティスを作成します。詳細は下記のURLを参照ください。
http://www.oracle.co.jp/solutions/grid_center/

【 関連リンク 】
「Oracle Enterprise Manager」製品情報
http://www.oracle.com/lang/jp/enterprise_manager/index.html
「Systemwalker Centric Manager」製品情報
http://systemwalker.fujitsu.com/jp/centricmgr/

【 商標について 】
Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及び/またはその関連会社の登録商標です。その他の名称は、それぞれを保有する各社の商標である場合があります。

【 注釈 】
(注) 「Oracle Enterprise Manager 10g Release 5」により管理/監視可能なオラクル製品の例

 ■Oracle Database製品
  ・Oracle Database (11g/10g/9i/8i)
 ■Oracle Fusion Middleware製品
  ・Oracle WebLogic Server
  ・Oracle Business Intelligence
  ・Oracle Service Bus
  ・Oracle BPEL Process Manager
  ・Oracle Coherence
  ・Oracle Application Server
 ■Oracle Applications製品
  ・Oracle E-Business Suite
  ・Oracle PeopleSoft Enterprise
  ・Oracle Siebel CRM
  ・Oracle JD Edwards
 ■プラットフォーム製品
  ・Oracle Enterprise Linux
  ・Oracle VM

以 上

【本件に関するお問合せ】
[お客様お問い合わせ先]
  OracleDirect
  電話: 0120-155-096
  受付時間: 9時から12時、13時から16時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)

  富士通コンタクトライン
  電話: 0120-933-200
  受付時間: 9時から17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)

[報道関係お問い合わせ先]
  日本オラクル株式会社
  広報室 玉川
  電話: 03-6834-4833
  Fax: 03-6834-6144
  E-mail: pr-room_jp@oracle.com

  富士通株式会社
  広報IR室
  電話: 03-6252-2174
  お問い合わせフォーム:http://pr.fujitsu.com/jp/news/q.html

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