救命医療市場におけるPCC、凝固因子濃縮製剤およびアンチトロンビンへの移行
株式会社グローバル インフォメーションは、GBI Researchが発行した報告書「Critical Healthcare Market to 2017 - Shift of Focus towards PCC, Factor Concentrates and Antithrombins due to Better Safety and Efficacy Profiles (世界の救命医療市場(~2017年):安全性・有効性の特徴によるPCC、凝固因子濃縮製剤、アンチトロンビンへの移行)」の販売を開始しました。
世界におけるアルブミンの使用は、これまで二つの報告書に大きく影響されてきました。ひとつは、アルブミンを投与した場合ブドウ糖または生理食塩水といった代替物に比較して、死亡率がより高い可能性があると指摘した1998年の報告書です。この報告書の発表後、アルブミンの需要および価格は大幅に下落しました。アルブミン市場は、アルブミンが代替物と同様に安全であり、しかも安全に使用可能であるとした2004年の報告書の出版によって、ようやく回復したのです。
アルブミンの需要および価格は、特に2005年以降上昇しましたが、その一因は中国等の国々による需要の増加によるものです。アルブミン市場は2010年における10億910万米ドルから、2017年には12億1870万米ドルへと、年平均2.7%で成長すると推定されています。
世界における救命医療市場は、2010年から2017年の間に年平均2.8%という穏やかな成長をし、2017年には13億7240万米ドルに達すると推測されます。さまざまな出血性合併症や外傷、PPH(分娩後出血)、心臓手術、肝疾患などのハイリスクの手術におけるPCC、アルブミン、凝固因子濃縮製剤の利用がますます拡大しており、これが市場の成長を導く見通しです。Riastap、Corifact、Atrynなどの新製品の承認および発売や、発売予定の組換え製品も救命医療市場の拡大を促進する要素となるでしょう。
世界の救命医療市場(~2017年):安全性・有効性の特徴によるPCC、凝固因子濃縮製剤、アンチトロンビンへの移行
Critical Healthcare Market to 2017 - Shift of Focus towards PCC, Factor Concentrates and Antithrombins due to Better Safety and Efficacy Profiles
http://www.gii.co.jp/report/gbi213740-critical-healthcare-market-2017-shift-focus.html
出版日 2011年09月
発行: GBI Research
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