1673年創業、栃木で最も歴史ある酒蔵「第一酒造」が日本初の“蔵人が育てた米で造った甘酒”を2月9日に発売！

2018-02-06 10:15

栃木県佐野市の酒蔵　第一酒造株式会社(代表取締役社長：島田嘉紀)は、自社水田で栽培した米を原料に使用し、昔ながらの発酵製法で造った「蔵人が育てた米で造った甘酒」の販売を2月9日(金)に開始いたします。
甘酒は健康への効果を期待されており、特に麹を使ったノンアルコールの甘酒は近年多くのファンを造っています。第一酒造は、この麹と米で作る甘酒に日本で初めて“酒蔵自社水田で栽培した米”を原料に使用したものを販売いたします。

第一酒造株式会社「蔵人が育てた米で造った甘酒」ページ
http://www.sakekaika.co.jp/kaika-amazake/

第一酒造の販売する新商品「蔵人が育てた米で造った甘酒」とは？

第一酒造では、「日本の発酵文化を基軸として、美味しく、豊かで、健康的な食生活のお手伝い」を目指しています。日本が誇る発酵文化の象徴でもある麹は、味噌、日本酒、味醂、醤油と、日本の発酵食は麹抜きには語れません。日本の食文化が見直される一方で、食の安心・安全への不安が高まっている今こそ、日本の伝統的な発酵文化を活かして、豊かな食生活を築くことが必要であると考えています。
近年、甘酒の美容健康面での効果がメディアなどでも大きく取り上げられ、その効果の高さから“飲む点滴”と呼ばれています。第一酒造は自社のノウハウを活かし、酒蔵自社水田で栽培した米を使用した甘酒を発売いたします。
第一酒造では、日頃より新たな商品の開発に取り組んでいます。今回は麹の効果に注目し、農業、近隣農家の米を集荷・等級検査、発酵による加工(日本酒醸造)を行う全国唯一の企業である英知を集結し、通常の白米よりも1～2割多めに精米した白米を原料に、お米の香り高く、初心者の方にも飲みやすいさらっとした甘酒となっています。
この甘酒を製造するにあたって、地元である栃木県をもっと盛り上げていきたいという観点から地元との連携を考えておりました。今回の甘酒発売に関しては、フードバレーとちぎ推進協議会事務局と連携し、とちぎの定番土産創出事業として発売に至りました。

栃木県佐野市で新たな商品を造り続ける延宝元年(1673年)創業の酒蔵「第一酒造株式会社」

345年前の創業(農家である本家から分家)以来、農業と日本酒製造を生業とし、地域の味にねざした酒造りに撤してきました。日本名水百選にも選ばれる佐野市の良質な水と自社水田で蔵人が栽培する酒造好適米等を原料に、小仕込みによるこだわりを持った手造りの酒は、やわらかな旨味とふくよかで洗練された華やかな香りを醸しています。また、米の栽培と併せて米麦集荷業を営み、近隣農家の米を集荷しています。嘗ては政府で行っていた食糧検査も自ら行う、公的な米の等級検査を実施する全国で唯一の酒蔵でもあります。
「地元で愛されるからこそ地酒」のポリシーで出荷の約8割が栃木県内向けですが、栃木県フロンティア企業に認定され、全国新酒鑑評会において過去20年間で13回の金賞受賞の実績とともに、県外・海外からも高く評価され、欧州・米国・台湾・香港・韓国等へ輸出されています。
近年では、立春の未明に搾ったばかりの新酒を、その日のうちに飲んでいただく「立春朝搾り」を平成10年に日本で初めて開始。その後、全国の43酒蔵へと広がりました。また、大晦日に搾ったお酒を元旦に楽しめる「大晦日しぼり」は3千セット以上を宅配する年末の風物詩となっています。

商品基本情報

商品名　：「蔵人が育てた米で造った甘酒」
使用米　：栃木県佐野市産「あさひの夢」
発売日　：2018年2月9日(金)
販売価格：700円／500ml(税別)
　　　　　900円／900ml(税別)

インターネット通販でお買い求めいただけます。
第一酒造株式会社　公式通販サイト： http://shop.sakekaika.co.jp/

第一酒造株式会社の今後の展開

第一酒造は長年培ってきた発酵技術を元として、最新の技術や設備投資を行いながら、伝統的な方法での日本酒造り行っています。分析機器や冷蔵施設などを増設する一方で、小仕込みにより蔵人が手間暇をかけることによって、ほかでは味わうことができない本物の味を追求して参ります。
また、美味しい商品の製造だけでなく、日本酒を中心とした楽しく豊かな食卓への提案として、夏の酒蔵屋外で行う「ひやガーデン」、秋の蔵母屋和室で行う「酒蔵茶屋」、冬の「酒蔵見学会」、常設の「ぎゃらりー酒蔵楽」などを行って参ります。
甘酒に関しても、地元特産物を付加しての商品ラインナップの状況や、日本のスポーツドリンクとしての提案などを検討しております。