ハルカス300(展望台) 抗ウイルス・抗菌コーティングの施工
混雑状況を把握するソーシャルディスタンスカメラを同時導入
日本一高いビル、あべのハルカスの展望台「ハルカス300」では、これまでも入場前の検温・手指アルコール消毒、マスクの着用の義務化、展望台フロアの滞在人数の制限など、新型コロナウイルスの感染予防対策を講じておりましたが、更に、お客様が手を触れられる箇所に持続性のある抗ウイルス・抗菌コーティングを施工いたします。また、展望台だけでなく、美術館やオフィスフロアにご来訪のお客様にも安心してお過ごしいただけるよう、館内のエレベーター29基にも同コーティングを施します。(対象エレベーターについては別紙1https://www.atpress.ne.jp/releases/219461/att_219461_1.pdf 参照)
また、「ハルカス300(展望台)」の16階と60階にソーシャルディスタンスカメラを設置し、施設内の混雑状況をカメラとAIで管理し、公式ホームページ等にイラストでお知らせすることにより、展望台内の「密」を避け、お客様に安心してお過ごしいただける空間作りを行います。
詳細は以下のとおりです。
1.抗ウイルス・抗菌コーティングについて
内容:特定のウイルスや細菌を持続的に減少・抑制させる無機溶剤を、展望台や館内エレベーターでお客さまが手を触れられる箇所(壁・手すり等)に噴霧・塗布することによりコーティング加工します。(施工箇所については別紙1参照。)
確認されている効果:抗ウイルス作用【ISO21702抗ウイルス試験法で確認済み】
抗菌作用【ISO22196抗菌試験法で確認済み】
SIAA ISOマークの標示:今回採用した「SRW‐30」は、株式会社清華堂が施工することでSIAAの安全性基準と性能基準に適合します。
展望台施設でSIAAマークを表示するのは、国内で初となります。
現在当社もSIAAへの入会準備を進め、今後更に施設内の衛生対策を強化して参ります。
※SIAAとは
SIAA(一般社団法人 抗菌製品技術協議会)は、経済産業省のガイドラインに則って運営され、適正で安心できる抗ウイルス・抗菌・防カビ加工製品の普及を目的とし、メーカー、試験機関が集まってできた団体。
SIAAマークは、SIAAガイドラインで品質管理、 情報公開された製品に表示されています。
2.ソーシャルディスタンスカメラについて
内容:カメラで撮影した映像からAIが人数をカウントし、展望台の混雑・密集状況をホームページや館内でいつでも確認することができるようになります。これにより、混雑している場所を意識的に避けて施設内をお楽しみいただくことができます。(ホームページ掲載イメージは別紙2https://www.atpress.ne.jp/releases/219461/att_219461_2.pdf 参照)
設置場所:1. あべのハルカス16階 展望台用エレベーター前(2機)
2. ハルカス300(展望台)60階 天上回廊内(北側2機、西側1機)
導入効果:1. 16階展望台エレベーター前において、2機のカメラで展望台内の滞留者数を自動的にカウントします。また、滞留者数に応じた表示をホームページ等にリアルタイムで掲載することにより、これからお越しになるお客様に展望台内の混雑状況を事前にお知らせすることが可能となります。
2. 60階天上回廊において、普段から滞留が見られる北側・西側エリアの滞留人数をカウントし、混雑状況を16階のチケットカウンターでお知らせすることでこれから入場される方に対し「密」を避けていただくよう促します。