旧・喜如嘉小学校を活用した宿泊施設を6月開業
【4月半ばクラウドファンディング実施】 127年の歴史に幕を閉じ、廃校になった大宜味村の地域再生プロジェクト

合同会社キノボリトカゲ(代表:山上晶子 所在地:沖縄県大宜味村)は、127年の歴史に幕を閉じた廃校:喜如嘉小学校に、2025年6月宿泊施設を開業いたします。
同校を活用した地域再生プロジェクト「喜如嘉翔学校(きじょかしょうがっこう)」での宿泊施設開業を進めるにあたり、2025年4月17日よりクラウドファンディングを開始いたします。
かつて地域の子どもたちの学び舎だったこの廃校を、今度は人と自然、地域と来訪者が交差する場所として再生させていくことを目指しています。
プロジェクトの詳細・ご支援はこちら
👉 https://kijoka-sho.jp/crowdfunding/
◾️喜如嘉小の活用に手を挙げた背景
私の子どもたちはおとぎ話のような喜如嘉小学校に通いました。窓からの景色は 一面の桜。金のさなぎがぶらさがり、フクロウの親子が樹上にたたずむ。
しかし、この素敵な小学校は、村の方針で127 年の歴史を閉じ廃校に。 2022 年、喜如嘉小を活用する事業者を公募していることを知り、私は何の計画もないまま、気がつくと手を挙げていました。
今もなお子どもたちの笑顔や地域の絆が息づいている旧喜如嘉小学校。
私たちは宿泊施設をオープンさせこの学校の記憶を継いで後世に残したいと考えています。
しかし、そのためにはまだ1,500万円ほど資金が足りません。必須設備の費用をまかなうことが、このプロジェクト成功への大きな第一歩となるため、クラウドファンディングを実施いたします。

4月中旬に改修工事を行なった元図書館に、工藝店が移動、併設のカフェも本格始動します。
喜如嘉小の活用の話があった時に「どこかの大手に利用されるのではなく、地域に住む自分たちでここを何とかしたい、ほかにやる人がいないなら自分がやるしかない」 と勢いで始めてみたものの、学校という施設はいろいろな意味でスケールが巨大で(敷地、設備、修繕費や維持費、歴史など)、苦戦を強いられながらも、 徐々に、サウナや本屋、ハンモック、写真スタジオ、アトリエなど楽しい面々が集まった面白い施設になりつつあります。

◾️「精霊ぶながやのお家にお邪魔する宿」BUNA GAYA
「寓話」をテーマにした喜如嘉翔学校の宿泊施設は、単なる「泊まる場所」ではなく、訪れる人々が 物語の登場人物 になれるような、ぶながやたちの住処に足を踏み入れたかのような、幻想的で心躍る世界をイメージしました。
自然と調和し、木の温もりや風のささやきを感じながら、日常を離れたひとときを過ごしたり、訪れた人々がふと童心に帰り、想像力を広げられるような場所を目指しています。
◾️宿泊施設の特徴
・創立127年、地域に根ざした学び舎を再生
旧・喜如嘉小学校は、沖縄県大宜味村・喜如嘉地区に127年にわたり根付いてきた小学校です。少子化などの影響で閉校となり、地域の子どもたちや住民が集う場が失われましたが、現在はその歴史ある校舎を活用し、地域と来訪者をつなぐ新たな拠点として再生を進めています。
・多彩なテナントが集まる“人とアイデアが交差する場”
2022年時点で3件だった入居者は徐々に増え、現在では、本屋、ハンモック工房、陶芸・木工工房、工芸品店、映画製作、写真スタジオ、観光法人、そして芭蕉布の後継者育成団体など計14のテナントが集まる活気ある場へと成長。なかでも「BUNASAUNA」は完全予約制のハーバルサウナとして全国から注目を集めています。
・地域文化・自然と深くつながる独自体験プログラム
地中の水脈に注目した環境改善活動「土中環境プロジェクト」や、若者世代による伝統継承イベント「HONEN Fes!!!」の開催など、地域の若者が集い、未来へと文化をつないでいく場としての役割も果たしています。
・若者と共に文化をつなぐ地域活動の拠点に
地元の植物を用いた草編み体験や、芭蕉布作家による糸づくり指導、集落内の文化散策や共同売店体験など、喜如嘉の風土に根ざした体験プログラムを多数提供しています。
プロジェクトの詳細、クラウドファンディングページ
プロジェクトの詳細、クラウドファンディングページはこちらです。
https://kijoka-sho.jp/crowdfunding/
会社概要
会社名:合同会社キノボリトカゲ
事業内容:喜如嘉翔学校
廃校跡地活用事業としてテナント賃貸、宿泊施設運営等
山原工藝店、小売業
所在地 〒905-1302 沖縄県国頭郡大宜味村謝名城887
お問い合わせ info@kijoka-sho.jp