健康経営サポートサービス「WELSA」を提供開始

従業員の健康リスクを分析・予測し、企業の生産性向上を支援

 インフォコム株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:竹原 教博) は、雇用する従業員の健康診断やストレスチェックの結果を一元管理し、健康リスクや生活習慣病などの分析・予測まで可能となるクラウドサービス「WELSA(ウェルサ)」(https://welsa.biz/)の提供を3月より開始いたします。

背景

 人手不足や従業員の高齢化などを背景に、生産性向上のため従業員の健康管理を経営課題と考える企業が増えています。一方で、従業員の健康改善のカギとなる定期健康診断結果は、約半数の企業で全く管理していないか紙での管理にとどまる※1など、活用が進んでいません。
 WELSAは、多くの企業で健康経営の取り組みに生かし切れていない健康診断やストレスチェックなどの結果をフル活用し、従業員の生産性向上や組織活性化に向けた企業の健康経営をサポートします。

サービス内容

 これまで、紙やバラバラのシステムで管理されていたデータを統合して集団的分析を行い、将来の予測につなげることで企業の健康課題を見える化、さらに課題に対するソリューション(健康改善プログラム)までワンストップで提供します。

①データ管理:健診結果やストレスチェック、勤怠などを一元管理し、ひとつのサービス上でデータを抽出・参照可能に。
②分析・予測:①のデータを、「健康経営の枠組みによる健康課題の見える化」※2による分析手法を用いた「健康リスク分析」や、国立研究開発法人国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ及び国立研究開発法人国立国際医療研究センター 臨床研究センター 疫学・予防研究部が開発したアルゴリズムを用いた「がん、脳梗塞、糖尿病等のリスク予測」を用いて表示し、会社の健康課題を見える化します。
③対策:企業の課題に合わせ、食事・運動・睡眠など7つの項目で計44の講座など健康改善プログラムを提供。社内の健康イベントのサポートも行います。(オプション機能)

■サービスWEBサイト:https://welsa.biz/
■サービス金額 年間1,800円(予定)/利用者1人あたり

今後の展開

 2020年度中には、ウェアラブルデバイスと連携し、健康診断結果や、睡眠や歩数などの個人データを管理できる従業員向けアプリを提供する予定です。3年で50万人の利用を目指します。

※1株式会社シード・プランニング「健康経営関連市場の動向調査2017」
※2この分析手法は「健康経営の枠組みによる健康課題の見える化」経済産業省・平成27年度健康寿命延伸産業創出推進事業
「健康経営評価指標の策定・活用事業」(東京大学政策ビジョン研究センター 健康経営研究ユニット)によるものです

インフォコムグループについて

 インフォコムグループは、医療機関や一般企業向けに情報システムを提供するITサービス事業と、一般消費者向けに電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を提供するネットビジネス事業を展開しています。 

[インフォコム株式会社] 代表取締役社長 竹原 教博、1983年設立、東証一部
連結売上高517億円、連結従業員数1,082名(2019年3月期)

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