日本オラクル 企業の業績管理プロセスの効率化を提案

 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明)は、「Oracle E-Business Suite」の新たなソリューションとして、企業の事業計画・予算管理、需要予測、監視、分析など、経営情報の基盤となるビジネス・プロセスを管理する「Oracle Enterprise Planning and Budgeting(以下「Oracle EPB」)」の出荷を1月10日に開始しています。

 現在、多くの企業では事業計画や予算編成を行うにあたって、各部門や社員ごとに分散して無数のスプレッドシートを作成しています。このように分散したデータは、1)リアルタイムにプロセス監視ができない、2)セキュリティが脆弱、3)各プロセス遂行に時間・コストがかかるなどの課題の原因となっています。「Oracle EPB」は、企業のビジネス戦略を迅速に事業計画に反映し、予算編成プロセスの効率を向上し、さらに、事業計画への達成度を把握できる経営情報の基盤ソリューションです。これにより実際に入力を行う担当者から管理職まで、業務にかかわる全ての従業員が重要な事業計画や予算編成に関する意思決定に責任を持ち、長期的な事業目標達成に向けて進むことを可能にします。

「Oracle EPB」の特長は以下のとおりです。
・統合データ・モデルの提供
 企業情報の収集、分析、共有のための統合データ・モデルを基盤とし、財務や事業情報をはじめとする、あらゆる種類のデータを総合的に運用できます。これにより、企業の「見える化」の向上と情報の一貫性、そしてビジネスの深い掌握を実現します。さらに、既存のシステムやアプリケーションの情報活用、「Oracle E-Business Suite」 の一般会計モジュール「Oracle General Ledger」とのシームレスな連携を可能にします。

・予算・事業計画策定の効率化
 スプレッドシートからのデータ・インポート、予算編成のための支援ツール、事前定義済みの計算式などアプリケーションで提供されている機能を活用することにより、予算・計画策定が容易になります。また、一連の承認作業などを自動化できるため、判断に要する検討時間を低減し、迅速な予算・計画策定を可能にします。

・予算・事業計画プロセスの集中管理
 予算および需要予測の入力、収集、検討、承認を行うためのプロセスを、企業独自のベスト・プラクティスにそって定義することができるため、部門間でビジネス・モデルの整合性を確保することができます。また、各種プロセスをモニタリングできるため、滞留したプロセスを早期に把握・解決し、業務全体の迅速化を図れます。

・目標達成に向けた複数の側面からの分析
 計画から実績までの情報を期間別、製品別、事業部別など複数の側面から分析します。これにより、統合されたデータから各々の役割にとって必要となる情報を的確に把握することが可能です。また、月末の実績に関する差異分析などが適切かつ迅速に算出できるだけでなく、将来予測を立てることが可能です。

・責任範囲の明確化とセキュリティの確保
 データ所有者、予算担当者、承認階層など、社員の業務と責任範囲を明確にできるため、社員自らが業績を管理することができます。また社員一人ひとりに個別のアクセス権限を付与することでセキュリティを強化できます。

「Oracle EPB」は、OLAPプラットフォーム、「Oracle OLAP Server」 に基づくアプリケーションの後継製品です。オラクルのオープンで標準な基盤に多次元のアプリケーション機能を盛り込んだ「Oracle EPB」は企業の事業計画や予算作成に関連したコストの飛躍的な削減を可能にします。

◆「Oracle Enterprise Planning and Budgeting」の出荷開始日/価格
出荷開始日:2006年1月10日
価格:374,400円(最少10ユーザー)

■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 
コーポレート・コミュニケーション室 広報部 野見山
TEL:03-6238-8395 E-mail:Yuko.Nomiyama@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

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