ワークマン、防水ウエアブランド 「AEGIS(イージス)」をさらに拡大
─ 防水性に加え、用途により保温性、透湿性、ストレッチ性を付加 ─
ワーキングウエアとアウトドアウエアの小売フランチャイズチェーンを全国展開する株式会社ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:栗山 清治)は、絶対防水ウエアのブランド「AEGIS(イージス)」3ラインに加え、ウィンターレジャー向けの新製品やグローブの販売を10月より開始します。今季は適用範囲を釣りモデル(改良版)、バイクモデルからウィンターレジャーモデルまで広げました。
ワークマンサイト: http://www.workman.co.jp/
「AEGIS(イージス)」の概要
コンセプト : ・絶対的な防水性が自慢
・高機能だが、デザイン性にもこだわる
・バイク、釣り、レジャー以外に仕事着としても浸透させる
・バイク、釣り、屋外活動などの用途に応じた高い機能性を付加
・ユーザーの声を反映し、積極的に改良していく
ロゴマーク : 「雨・風・波」をイメージしたデザイン
販売対象 : (1)バイク・釣り 機能性が売り
(2)プロ顧客 デザイン性が売り
価格帯 : 機能を落とさずに専門店ブランド品の定価の1/2を目指す
プラス点 : ◎カジュアルウエアに、プロ品質を(テレビCMのキャッチフレーズ)
◎高機能素材から開発し、圧倒的な低価格を実現
トレードオフ: △数量を絞った生産を行っているため、早めに売り切れる可能性がある。
ワークマンは北海道から沖縄まで全国807店舗(17年8月末)を展開し、ワーキングウエア小売業で圧倒的なシェアを誇っています(業界2位は50店以下)。建設現場、工場、飲食店などで働くプロ顧客向けに加え、アウトドア・スポーツ・レジャーなどの一般顧客向け販売も好調です。従来はプロ顧客のリピーターがほぼ100%でしたが、現在は購買客のうち10~15%が新規顧客で、女性顧客も20%を超えるなど、客層が着実に拡大しています。「AEGIS(イージス)」は防水性能に特化したブランドで、用途に特化した機能を売りにするほか、デザイン性にもこだわっています。今季「AEGIS」ブランドとして販売する製品は下記の通りです。
(1) イージス透湿防水防寒レインスーツ
(2) イージスオーシャン防水防寒レインスーツ(17年改良モデル)
(3) イージスSNOW防水防寒スーツ(NEW)11月より全店舗で数量限定にて販売予定
(4) イージス防寒グローブ(NEW)10月より全店舗で5タイプ同時販売予定
「AEGIS(イージス)」新製品と特長
(1)イージス透湿防水防寒レインスーツ上下組
◎ 前面ファスナーの外側・内側と二重にフラップを設けるとともに、前立てフルフラップでオートバイ乗車時における雨・雪・風の侵入を阻止。
◎ 表生地の裏側に透湿防水コーティングを施し、軽量かつ優れた透湿(透湿度3,000g/m2/24h)と防水(耐水圧10,000mm)を実現。
○ 販売価格:上下組6,800円(消費税込み)
○ 販売予定数:6万組/シーズン
★ 昨シーズンよりも2割増産し、シーズン晩期まで販売し続けられるよう計画。
(2)17年モデルイージスオーシャン防水防寒レインスーツ上下組
◎ 十分な防水性(耐水圧5,000mm)と防寒性を備えながら、胸・肩・背中部分に130%伸縮のストレッチ素材を使用し、動作性にも優れた高機能防水防寒スーツ。
◎ 17年改良モデルは、スッキリとしたシルエットは維持しつつ肩周りのサイズを調整し、より快適な着心地を実現。また、パンツの素材も改良し、より防水性を高めました。
◎ 用途:釣り、キャンプなどのアウトドア。
○ 販売価格:上下組6,800円(消費税込み)
○ 販売予定数:5万組/シーズン
(3)NEWイージスSNOW防水防寒スーツ上下組
◎ 十分な防水性(耐水圧5,000mm)と中わたによる防寒性を備え、袖口リストガードと腰回りにあるスノーガードが風や雨、雪の浸入を抑え、さらに防寒性能を高める。
◎ 両脇下の大型ファスナーを開閉することで、衣服内にこもったムレを放出。
◎ デザインは、好き嫌いの少ないベーシックカラーを採用。
○ 販売価格:上下組5,800円(消費税込み)
○ 販売予定数:2万組/シーズン
★ 11月下旬より、全店舗で数量限定販売
(4)NEWイージス防寒グローブ
◎ 使用環境、用途に応じて5タイプの防水防寒グローブを展開。
◎ ノーマル、袖口カバー付き、袖口カバー付きロング、強力防水、フィットの5タイプ。
○ 販売価格:680円~1,280円(消費税込み)
○ シリーズ販売予定数:20万組/シーズン
ワークマンの製品に共通する特長
・プロ顧客用に開発された製品であるため、耐久性と動作性に優れている。
-屋外で毎日8時間使うことを前提に開発(防寒性、防水性などはプロ仕様で高機能)。
・本来は仕事着なので、「飽き」が来ないベーシックなデザイン。
-プロ向け製品ながら「少しカッコイイ」「ムダにカッコイイ」がコンセプト。
・圧倒的な低価格とし、値引きやチラシによる特売は行わない。
-数年間売り続けるので特売ロスが発生せず、粗利率35%での値付けが可能。
ワークマンの概要
社名 : 株式会社ワークマン
所在地 : 東京本部:東京都台東区上野7-8-20
高崎本部:群馬県高崎市高関町380
業種 : ワーキングウエア、ワーキング用品、アウトドア・スポーツウエアを販売
する専門店フランチャイズチェーンの運営
店舗数 : 807店舗(2017年8月末)
グループ: ベイシアグループ(2017年2月末ラウンド売上8,533億円)に
おいて、ベイシア、カインズと並ぶ中核メンバーの1社
上場 : 東証JASDAQ(7564)
業績(単位:百万円)
2014年3月期
チェーン全店売上:68,801
営業総収入 :48,137
営業利益 : 8,378
当期純利益 : 5,586
2015年3月期
チェーン全店売上:69,185
営業総収入 :48,426
営業利益 : 8,339
当期純利益 : 5,876
2016年3月期
チェーン全店売上:71,465
営業総収入 :49,577
営業利益 : 8,807
当期純利益 : 6,233
2017年3月期
チェーン全店売上:74,291
営業総収入 :52,077
営業利益 : 9,553
当期純利益 : 7,142