今どきのおせち料理は食べたいものだけを作る・買う 主婦の本音を探る定性リサーチ『DOれぽ!』
「お正月料理」に関する調査結果を発表
株式会社ドゥ・ハウスは、自社がネットワークする主婦マーケター「DOさん」(※後述)に、「お正月料理」に関してメールインタビュー形式の定性リサーチ「DOれぽ!」(※※後述)を20人に実施いたしました。調査期間は2018年1月12日(金)~1月22日(月)。
本調査結果の詳細・オプションレポートは下記からダウンロードいただくことが可能です。
調査サマリ
●おせち料理に関する主婦の本音は「残したくない」がポイント。伝統にこだわるよりも家族が食べたいものを「作る」「買う」
●おせち料理は栄養バランスが足りないという印象から「野菜を食べさせたい」という願望もある
●主婦はお正月だからこそ家族に喜ばれる料理を食べてもらいたい。普段は作れない「台湾風ちまき」、お年寄りには珍しいアヒージョ、甘さ控えめの「栗きんとん」など
おせち料理は「残したくない」がポイント
伝統よりも家族が食べたいものを「作る」「買う」
今年のお正月に「おせち料理」をどのように準備したかを尋ねたところ、「ほとんど手作り」は全体の4分1にとどまり、「市販品」の利用が目立ちました(図1)。
そこには「作りすぎて家族に飽きられてしまう」「いわれを大切にしても食べてくれない」といった理由と背景がありました。
「ほとんど手作り」という人の中にも「本当に」食べたいものだけを」という声もあり、おせち料理は「残したくない」のもポイントのようです。
1度に20個、それを2回作るので相当な数ですが、同居家族、両親、叔父、弟も食べたがる人気の料理です。人気の理由は八角の味が染みたもち米と、甘辛い角切り肉、うずらの卵、ピーナッツなどの具材の相性が良くて、とてもおいしいからです。普段、手間がかかって作れないこと、またお店で買えないので、希少価値を感じるようです。
我が家の定番がたまに会う親族によろこばれたおせち以外の料理、牡蠣のアヒージョ
カルディのアヒージョの素は、我が家ではよく使うのですが、母と姉は初めて食べたらしく、とてもおいしいと喜んでくれました。残りのオイルを使った、キャベツとシラスのペペロンチーノも好評でした。
甘さ控えめの手作りがよろこばれた「栗きんとん」
「栗きんとん」が人気でした。市販品と違って甘味が抑えていること、やわらかく、さつまいもと栗の優しい味わいにみんなが笑顔になります。
クリスマス料理をもう一度食べたいから「ローストビーフ」
ローストビーフが1番人気でした。クリスマスに食べたばかりでしたが、夫と娘がもう一度食べたいというので、奮発して国産のお肉で作りました。いつもの輸入牛と違って、お肉の旨みと甘みが強く、ソースはほんの少しでも美味しく食べられました。夫と娘にも大好評でした。
主婦マーケター「DOさん」とは
当社が創業当時に掲げていた「主婦産業」への想いから始まった主婦のネットワークです。現在、首都圏を中心に約140人が登録しています。
一般的なアンケートモニターとは異なり、生活事実をありありと伝えるための定性技術のトレーニングを受けているのが特徴です。
また、パソコンやソーシャルメディアを使いこなすほか、自宅での座談会を開催・進行する能力も備えています。主婦ならではの生活現場や流通現場(店頭)を拠点として企業のマーケティングリサーチや、プロモーション活動の支援をしています。
量より深さ ― 「DOれぽ!」とは
当社の定性技術トレーニングを終えた主婦マーケター「DOさん」を対象に、メールインタビュー形式でクイックに定性情報を収集し、生々しい生活行動・生活実態のデータを最短1週間から10日程でご提供する企業様向けのリサーチサービスです。
読み進めていくと、ありありとした生活風景が目に浮かび、あたかも主婦が目の前で語っているように感じられるデータが特徴です。なぜそう思うのか?なぜその行動をとったのか?を日々の生活背景を盛り込みデータにしていくので、深い定性情報に触れられます。
日常業務のふとした疑問の解決、各種リサーチのプレ調査、各種マーケティング企画のバックデータとしてご利用ください。
【納品イメージ(左)】※右はオプションのサマリ(有料)
取得項目(質問内容)
●2018年のお正月の「おせち料理」について教えてください
●「おせち料理」の内容(メニュー)を具体的に教えてください
●今年のお正月料理MVPとその理由を教えてください
●「おせち料理」は何日ぐらいまで食べましたか?その理由も教えてください
●元旦の日の夜は何を食べましたか?その理由もあわせて教えてください