データの保護、データの利活用を追求するZenmuTech、 株式会社AIST Solutionsからの資金調達を実施
情報を暗号化した上で分散管理する「秘密分散技術」によりデータの保護、データの利活用を追求する株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech、代表取締役社長CEO:田口 善一、本社:東京都中央区)は、株式会社AIST Solutions(アイストソリューションズ、以下、AISol、代表取締役社長:逢坂 清治、本社:東京都港区)を引受先とする有償新株予約権による資金調達を実施いたしました。
AISolは、技術の創出と実用化で社会課題の解決に取り組む、日本最大級の公的研究機関である国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)の100%出資により本年4月1日に設立され、産総研の技術資産と研究資源を活用し、積極的なマーケティング活動を通じた、オープンイノベーションの強化、エコシステムの構築、新規事業の創出を目指しています。
当社は2018年から産総研と共同研究等の連携実績を持ち、本年8月24日には技術力とデータ保護や利活用と言った社会課題への取り組みが評価され、AISol スタートアップとして認定されています。
今回、AISol設立後初の出資を受け、産総研との連携による当社秘密分散技術ZENMU-AONTの更なる向上と、秘匿計算技術の実用化、海外での本格的な事業展開などを加速していきます。
株式会社AIST Solutionsについて
会社名: 株式会社AIST Solutions(アイストソリューションズ)
所在地: (東京)東京都港区西新橋一丁目1番1号 日比谷FORT TOWER
(つくば)茨城県つくば市梅園一丁目1番1号
代表者: 逢坂 清治(おおさか せいじ)
HP : https://www.aist-solutions.co.jp
AISol スタートアップについて
AISolは、社会課題解決への貢献、技術的競争優位性、市場性、産総研とのシナジーなどの観点から産総研グループのミッション達成に貢献することが期待されるスタートアップ企業を、AISol スタートアップと認定し、事業共創を推進しています。
AISolは、産総研と一体となり、エンジニアリング、マーケティング、ビジネスアクセラレーション、資本などの様々な側面から、AISol スタートアップの成長を支援し、事業化を共に進めます。
株式会社ZenmuTechについて
秘密分散技術は、データを「それ自体は意味を持たないいくつかの分散片」に分け、それぞれの分散片を別の環境で管理することで、データの保護と安全性を高める技術です。
ZenmuTechは、ZENMU-AONTの秘密分散技術をSDKとして提供するZENMU EngineやPCからの情報漏洩を防ぐ「ZENMU Virtual Drive」をはじめとする自社製品を開発・販売し、多くの企業様にご利用いただいております。
また、秘匿計算の分野では、産総研との協働による研究や社会実装に向け、秘匿計算データベースプラットフォーム「QueryAhead」を提供しています。
ZenmuTechは、これからも、従来の暗号化技術では実現できなかった高セキュアなソリューションを実現するために、革新的な技術力とオープンイノベーションによる創造力により、データの保護、データの利活用を追求し、広く社会に貢献してまいります。
AISolのスタートアップ認定のニュース
ZENMU Engineの概要
QueryAheadの概要