信州・小諸、あの“9,500円PR動画シリーズ”第3弾を公開! 悪の集団が中学校で暴れまくる「狙われた給食」とは?
長野県 小諸市役所(長野県東部地域、市長:小泉 俊博)は、小諸市PR動画「小諸がアツ・イー!狙われた給食」篇を11月22日にYouTube小諸市公式チャンネルで公開しました。
動画配信サイト YouTube 小諸市公式チャンネル
https://youtu.be/eQdedKf9leg
制作費9,500円の自治体PR動画として、全国的に話題となった第1弾の公開から約1年。シリーズ第3弾のテーマは、小諸市のおいしい学校給食による「食育」です。
60年以上にわたり小諸市では、センター配送ではなく学校内で調理する「自校給食」を貫き、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくと適温での提供を心掛けており、小諸市の小中学校で残される給食は、1日1人あたりわずか約4グラムです。
PR動画は、悪の集団が暴れまくる「ドキドキ」のストーリー
舞台は小諸市内の中学校。PR動画シリーズの第1弾、第2弾で登場した小諸で暴れまくる悪の集団が学校へ侵入します。給食時間で、お腹を空かした悪の集団は、無理やり調理場に入ろうと。止めようとする女子アナウンサーと生徒たち、なすすべもなく立ちつくすなか、学校の危機を市長に通報。そして、悪の集団と小諸市地産地消推進キャラクター「こもろん」が対決することになるのですが…。
今回も自主制作。216円って?
前作と同様、自主制作し専門業者への委託は行っていません。クオリティ面は「ツッコミどころ」満載ですが、驚きあふれるテンポ良い動画になっています。
第1弾の制作費は、職員による出演、撮影、編集などの稼働を除いて衣装代の9,500円のみ。第2弾では小道具代として新たに計324円の支出をしましたが、今回は、衣装代(悪の集団のマスク)の計216円です。※人件費、備品の減価償却費などは除く。
テーマとなった小諸市の学校給食、「残食ゼロ」の取り組み
1953年(昭和28年)から小諸市では学校給食を開始しました。全国的に給食の民営化が進むなか、小諸市では直営による自校給食をすべての小中学校で行っており、手際よい調理により温かいもの冷たいものを適温で子どもたちに提供しています。
また、各校に配置されている栄養士が子どもたちの健康を最優先に新鮮な地元食材を多く取り入れた献立を考え、調理員が愛情込めて調理しています。「作り手」と子どもたちの間で「調理に込められた想い」や「感謝の気持ち」などが伝わり合い、「食育」が皆の手で推進されています。
このような取り組みの結果、子どもたちが感謝を持って毎日の給食をいただくことで、1人あたりの年間残食量は年々減少。平成28年度は0.8kgと全国平均の7.1kg(※)と比較し大幅に少ない状況です。
なお、舞台となった中学校では11月7日現在、全校残食ゼロ61日目を達成しています。なかには在学3年間残食ゼロのクラスもあります。
※全国平均数値:環境省 平成27年「学校給食から発生する食品ロス等の状況に関する調査結果」より
PR動画の目的
小諸市では、子どもたちが正しい食事のあり方や望ましい食習慣を身に付け、健康でいきいきとした生活を送るために、自校給食を通じた取り組みを進めています。本動画で「おいしい給食」を全国にPRすることで、子育て世代の移住・定住につなげていくことが目的です。
長野県小諸市とは
長野県小諸市は、人口42,717人(2017年11月1日現在)で雄大な浅間山の南斜面に広がり、市の中央部を千曲川が流れる詩情豊かな高原都市です。「懐古園」として知られる小諸城址は、春の桜、秋の紅葉など季節を通し数多くの観光客が訪れています。また、城郭が城下町よりも低い場所に位置する日本で唯一の「穴城」でもあり、日本百名城にも選ばれています。
小諸市へは、東京から約150km、車で2時間半・電車で約1時間半とアクセス抜群。軽井沢町からは「しなの鉄道」で24分、車で約30分です。
配信先
動画配信サイト YouTube 小諸市公式チャンネル
https://youtu.be/eQdedKf9leg