本当はさわりたくない！接触不安によりそう便利グッズ「さわらんトッテWOOD 抗菌プラス」を8月27日より販売開始

創業110年の製造・加工メーカー製作！持ち運べるウイルス対策

2020-08-26 16:00

創業110年の歴史をもつ製造・加工メーカーのヤマキン(本社：大阪府堺市、代表：山本俊也)は、公共の場所において人体との接触を防ぐアシストフック「さわらんトッテ(SAWARANTOTTE)WOOD 抗菌プラス」を2020年8月27日(木)から販売を開始し、8月28日(金)より順次発送いたします。

URL： https://www.facebook.com/SAWARANTOTTE/

新型コロナウイルス感染症対策に関する寄付について

感染リスクが高く、また心身にもストレスがかかる中、強い使命感を持って業務に従事している医療機関等の医療従事者や従業員に対して、改めて感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染対策グッズを制作しているメーカーとして、少しでも早い新型コロナウイルス感染症の収束を願っております。ただ、感染症に国境はなく、日本で感染拡大を抑えることができても、諸外国で収まっていなければ、人の移動とともに再び日本でもぶり返す可能性があります。この危機を克服するためには、世界全体が連帯する必要があると考え、さわらんトッテの売上の一部を、WHOのための新型コロナウイルス感染症連帯対応基金に寄付させていただくこととなりました。

「さわらんトッテWOOD 抗菌プラス」とは？

「さわらんトッテWOOD 抗菌プラス」は、北米産のハードメイプル材を高精度にカットし、持ち心地と使い心地にこだわり、第三者機関による試験で抗菌効果を確認された塗料をコーティングした非接触アイテムです。

ドアの開閉、エレベーターや自動販売機のボタン、電車やバスなど公共交通機関の吊り革などに「触れることなく」さまざまなシーンでご利用いただけます。『さわらんトッテ』は日常生活で「本当はさわりたくない」という不安をもつ方にとって、接触を可能な限り減らすお手伝いツールとなります。『さわらんトッテ』には下記の特徴があります。

・軽量＆コンパクトで持ち運びやすい
・人間工学に基づいた使いやすい形状
・手触りの追求
・抗菌コーティング
・木製なので、対象物に傷を付けにくい
・特殊コーティングによる耐水性で丸洗い可能(石鹸やハンドソープも使用可)
・安心・安全の日本製

「さわらんトッテWOOD 抗菌プラス」が生まれた背景

新型コロナウイルスの影響により、公共の場所に触りたくないという方が増えている現状を鑑みて、どうにかこの状況を打破し、皆さまが安全に安心して暮らせるようにできないかというところから『さわらんトッテ』の開発がスタートしました。

当初は、銅が持つ抗菌効果に着目し、銅製の試作品を作りましたが、金属のドアノブや塗装面との相性が悪く、傷が付くことがありました。金属メーカーとしては、お客様に不安感を与えてしまう製品は出せないとの判断から金属製を諦め、対象物を傷つけず、かつ丈夫であるという条件を満たす非金属素材を採用することになりました。開発部で検討を重ねた結果、第1号であるアクリル材による『さわらんトッテ』が完成しました。

しかし、これでは公共の場所との物理的な接触は避けられますが、そこに触れた『さわらんトッテ』に菌やウイルスが付着しているのではという意見もありました。
そこで、開発部でさらに試作を重ね、アクリル材に抗菌コートを施した第2号である『さわらんトッテ　抗菌カラープラス』が誕生しました。第2号はテレビなどでも紹介され、予定数が即完売するなどヒット商品となっています。

そして、今回のウッドバージョンは『さわらんトッテ』第3号となる商品です。毎日触れるものだからこそこだわりたい“手触り”という側面に焦点を当てて開発に臨みました。
ヒノキ、杉など日本人になじみのある木材で試作品を作り、テストを重ねましたが、強度的な部分に弱点があり、当社の強度テストをクリアできずにいました。
その後、様々な木材をテストしたところ、メイプル材にたどり着きました。

メイプル材は、衝撃や摩擦に強い事で知られ、材質は重く硬い事が特徴です。カナダや北米では、古くから現地の人々により生活家具や床材など生活に密接したシーンで使われてきました。木目が穏やかで明るい乳白色の木肌が特徴で、経過年数と共に味のある飴色に変化してゆきます。

硬くて丈夫なメイプル材ですが、そのままでは非常に重たくなってしまいます。そこで、木材メーカーとの共同開発により、最低限の厚みであらゆる方向からの衝撃に耐えられるよう特殊構造を採用し、重量バランスを最適化。持ちやすく、力を入れやすい厚みと重さのバランスに仕上がりました。
当社の荷重試験におきましても社内基準値の150％を達成しており、長く安心して使っていただける製品になったと自負しております。

また、生木のままでは水洗いした際に水を含んで木材が傷んでしまいますが、当社の特殊抗菌コーティング技術により、耐水性と抗菌性の2つを両立させました。

「さわらんトッテWOOD 抗菌プラス」に施された抗菌材は、インフルエンザウイルス、黄色ブドウ球菌、大腸菌などの繁殖を抑え、99.9％の滅菌効果があることが第三者試験機関によって確認されています。多数の人が集まり、集団感染や集団食中毒が心配な学校や老人ホームなどの大規模な施設でのご利用にも最適な商品です。

世界的に猛威をふるった新型コロナウイルスは、わずか数ヶ月で経済、生活様式までも変えてしまうほどの影響を与えています。接触によって感染を引き起こす可能性が高いことから接触そのものを不安に思い、ためらっている方も少なくありません。
ただ日常生活において、何かに触れなければならない機会は下記のように多くあります。

1日のうちに触れる可能性があるもの

・共用トイレ(公共施設、飲食店、コンビニなど)
・ドアの開閉
・エレベーターのボタン
・券売機、つり革(電車、駅)
・降車ボタン(バス)
・ゴミ箱(ゴミコンテナなどの蓋)
・駐車場の精算機
・信号機の押しボタン

外出している間には、さまざまな場所に何度も触れることになり、多くの人が接する場所には菌やウイルスが付着している可能性が高くなっています。ドアに触れた後や、スーパーの入店時などにアルコール除菌する機会が増えたことで、手が荒れてしまったという声も多く聞かれます。
『さわらんトッテ』は不特定多数の接触を可能な限り減らすことで非接触の社会を実現し、元通りの安全に暮らせる社会を早く取り戻したいという思いから誕生いたしました。

使用後は、手を洗う時に石鹸やハンドソープを使って一緒に丸洗いできるので、清潔さを保てます。

創業110年の金属加工技術を駆使

『さわらんトッテ』は大阪・堺で100年以上続く信頼と実績を誇る製造・加工メーカーのヤマキンが製作しています。ヤマキンは小物金属の加工を得意とし、国内大手スポーツメーカーの製品なども製造しています。

今回「さわらんトッテWOOD 抗菌プラス」に採用しているのは12mm厚の北米産ハードメイプル材です。さまざまな対象物を想定し、商品開発デザイナーがスタイリッシュかつ、人間工学に基づいた使いやすい形を考案しました。レーザーカットマシンで高精度にカットしたあと、表面加工・抗菌コートを施し、ずっと使いたくなるような手触りの良い製品に仕上げています。