インドのパッケージング業界、急成長の見通し
株式会社グローバル インフォメーションは、市場調査会社Canadeanが発行した報告書「Latest Trends and Key Issues in the Indian Retail Packaging Market - The outlook for primary packaging containers, closures and outers to 2017 (インドの小売向け包装市場の最新動向と主な課題:一次包装用コンテナ・クロージャー・アウターの将来見通し)」の販売を開始しました。
インドのパッケージング業界は、2012年から2017年の間に大幅な成長が見込まれており、複合年間成長率は8.85%と、世界でも最高レベルの成長率での生産量拡大が予測されています。しかし、同レポートによると、消費者の複雑なプロファイルや、極端に多様なニーズ、多様な収入パターン、消費者の購入行動の変化などにより、インドのパッケージング分野は最も対処の難しい市場のひとつとなっています。
インド経済は、可処分所得が全ての消費者区分で増加していることから、大規模な転換期を迎えようとしています。経済のグローバル化や自由化、民営化が、新しい中間富裕層や膨大な子供人口、働く女性や、新しいことに熱心な若い消費者などの目立った消費者グループにハイライトを当てています。さらに、組織化された小売業の成長や国外小売業者の参入が、消費者のし好に大きな影響を与えています。
主な市場活性因子は、価格、野心、利便性、品質です。しかしこの全体図は、市場構造がさらに複雑であることを示しており、各消費者グループによって活性因子の順位は異なっています。例えば、世帯規模の変化はインド特有のファミリーパックに対する需要拡大につながりました。中流消費者の野心が新しい分野や贅沢品への需要を活性化し、同時に、価格に敏感な消費者はコストパフォーマンスの良さを求めています。利便性を求める消費者に押されて購入行動も進化し、消費者をショッピングモールに向かわせ、購入の際にはプライベートレーベルを選ぶようになっています。
インド商工省によると、インドのパッケージング業界は現在、世界第6位となっており、今後3~5年の間に4位まで上昇する潜在力があります。このゴールを達成するために、産業は10億人を超えるインドの消費者を慎重にプロファイル化し、消費者のパッケージングに対するニーズに沿う、最適な戦略を立てる必要があります。
市場調査レポート: インドの小売向け包装市場の最新動向と主な課題:一次包装用コンテナ・クロージャー・アウターの将来見通し
Latest Trends and Key Issues in the Indian Retail Packaging Market - The outlook for primary packaging containers, closures and outers to 2017
http://www.gii.co.jp/report/can279307-latest-trends-key-issues-indian-retail-packaging.html
出版日: 2013年08月28日
発行: Canadean
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