レトルトカレーのプロが 授業を通して小学生と一緒にオリジナル商品を企画開発
カレーの日に合わせ、小学生が考えた約100種類の案の中から、 厳選した2種類のレトルトカレーを実現化
NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)(株式会社にしき食品 本社:宮城県岩沼市、代表取締役:菊池 洋)は、2024年1月22日(月)の「カレーの日」に合わせ、東京都豊島区立豊成小学校と一緒に2種類のレトルトカレーをつくる取り組み、「学校のカレープロジェクト」を始動しました。プロジェクトは、2023年6月より始動し、子どもたちの食育を目的にニシキヤキッチンのスタッフが先生として学校の授業に参加。レトルト食品について学ぶとともに、小学生と一緒にカレーの味わいやパッケージデザイン等を検討しています。約6回の授業を経てつくりあげるレトルトカレーは、豊成小学校の全児童へプレゼントする予定です。なお、「学校のカレープロジェクト」に関するプレスリリースは、第一弾から第三弾までの発信を予定しています。
ニシキヤキッチン×豊成小学校「学校のカレープロジェクト」概要
1月22日・カレーの日とは ~学校給食とカレーの歴史~
・1982年に社団法人全国学校栄養士協議会が制定。
・1月22日、全国の小中学校の給食を「カレー」にするよう呼びかけ。
・制定から約40年、カレーは国民食として親しまれるほど人気に。
学校のカレープロジェクト、はじまりのきっかけ
・2022年、東京都豊島区立豊成小学校とSDGs特別授業で出会う。
・「カレーのアイディアを送ってくれたら、商品にする」と声がけ。
・後日、豊成小学校の児童から約100通の「カレーのお手紙」が届く。
「カレーの日」に向けて2種類のレトルトカレーをつくる
・2023年6月より小学校で約6回の授業を実施予定、企画・味決定・パッケージデザイン等を一緒に進める。
・6年1組とつくる「豊島区立豊成小学校の学校のカレー」
・6年2組とつくる「豊島区立豊成小学校の児童が考えたアーモンドミルクバナナカレー」
1月22日はカレーの日 ~学校給食とカレーの歴史~
学校給食のはじまりは約130年前
日本の学校給食の始まりは1889年に、山形県鶴岡市の小学校で無料の昼食が提供されたことが起源といわれています。全国の学校に給食が広まったのは、戦後の昭和初期~中期のことです。その後、給食にカレーが登場するようになったのは、昭和中期~後期のこと。メニューが洋風化し1976年には米飯給食が正式導入されたことで、カレーライスが登場するようになりました。
全国で一斉に給食カレーが提供されたのは、約40年前
1月22日がカレーの日に制定されたのは1982年です。
当時、社団法人全国学校栄養士協議会が学校給食の35周年を記念して、学校給食試食会を開催しました。そして1月22日の献立を、当時から子どもたちに大人気だった「カレー給食」にするよう、全国の小中学校に呼びかけたことが制定のきっかけです。この日、全国の小中学校生、約800万人にカレーの給食が提供されたといいます。
学校給食に登場してから現代に至るまで、カレーライスは子どもたちに大人気のメニューです。
学校のカレープロジェクト、はじまりのきっかけ
SDGs特別授業でつながった、豊成小学校
今回、一緒にカレーづくりを進める豊島区立豊成小学校は、東京都豊島区にある全校13学級・約380名の小学生が通う学校です。以前よりSDGsに関する授業を積極的に実施しており、そのSDGsの特別授業の一環で、ニシキヤキッチンの会長兼社長の菊池がレトルト食品についての講演会を実施したのが最初の出会いです。
小学生から約100通もの「カレーのお手紙」が届く
講演会が行われたのは2022年9月のこと。当時、菊池から「カレーの案を送ってくれたら、実際に商品にする!」と話したところ、後日豊成小学校から「オリジナルカレーを考えよう!」というテーマのもと、約100種類のアイディアがニシキヤキッチンの本社に届きました。そのことをきっかけに、豊成小学校と一緒にレトルトカレーを作る取り組み「学校のカレープロジェクト」がスタートしました。
「カレーの日」に向けて、2種類のレトルトカレーをつくる
子どもたちの食育につながる授業を
「学校のカレープロジェクト」のメインは、レトルトカレーの企画・味決定・パッケージデザイン等、ニシキヤキッチンの商品づくりの一連の流れに携わってもらい、小学生と一緒に商品をつくりあげることです。また、子どもたちの食育につながるよう、レトルト食品って何?というところから一緒に学んでいきました。子どもたち自身も、自主的にカレーやスパイスについて学んだり、ニシキヤキッチンについても興味を持って調べており、授業の回数を重ねるごとに鋭い意見が飛び交うようになりました。
こんなカレーがあったらいいな、2品を選抜
豊成小学校の小学生から届いた「オリジナルカレーを考えよう!」の約100案の中から、小学校の学校選考を経て、12案が選抜されました。選抜された案は、その後ニシキヤキッチンの商品開発部でも選考し2品に絞られました。小学生らしい発想のおもしろさを第一に、これまでの経験と技術を生かしながら、実現可能かどうかを検討しました。
(1) 豊島区立豊成小学校の学校のカレー ※品名は変更になる場合があります
豊成小学校は自校給食で、スパイスをブレンドして給食カレーを作っています。まずはニシキヤキッチンの商品開発部のスタッフが豊成小学校に行き、カレーの作り方を見学するところからスタート。その後、ニシキヤキッチンで試作を重ねたサンプルを小学生に味見をしてもらい、3回の授業を通して、意見を取り入れながら味を決定しました。
(2) 豊島区立豊成小学校の児童が考えたアーモンドミルクバナナカレー
※品名は変更になる場合があります
もう一つのカレーに選んだのは、「アーモンドミルクバナナカレー」です。ネーミングと今までにない新しいカレーの味わいの可能性を感じたことから選びました。こちらも「学校のカレー」同様、ニシキヤキッチンで試作を重ねたサンプルを小学生に味見をしてもらい、3回の授業を通して、意見を取り入れながら味を決定しました。
今後はパッケージデザインを決定し、製造に向けた準備を
パッケージデザインも一緒に検討中
これまでの授業で2種類のカレーの味が決定し、現在パッケージデザインを検討中です。パッケージデザインの授業では、「商品企画からお店に並ぶまでの流れ」や「ニシキヤキッチンが考える、良いパッケージデザインとは?」などを学んでいきました。パッケージデザインについても、今後小学生の意見を取り入れながら仕上げていきます。
今後、工場での製造は12月頃から
今回つくる2種類のレトルトカレーは、宮城県岩沼市にあるニシキヤキッチンの工場で製造をいたします。その後、1月22日・カレーの日に、豊成小学校の全児童へプレゼントする予定です。
本プレスリリースは、「学校のカレープロジェクト」の全体概要をお伝えする「第一弾」の発信です。続く第二弾、第三弾では、商品の全体像を含めたより詳しい内容をお伝えする予定となっております。
にしき食品・NISHIKIYA KITCHENについて
会社概要
・1939年に宮城県仙台市で創業
・レトルト食品専門のメーカー
・水や塩、素材にこだわった商品づくりが特長
・企業様のプライベートブランド食品製造と自社ブランド「NISHIKIYA KITCHEN」の製造・販売に注力
詳細
社名 : 株式会社にしき食品
本社所在地 : 〒989-2421 宮城県岩沼市下野郷字新関迎265番地の1
代表取締役 : 菊池 洋
事業内容 : レトルト食品の製造・販売
設立 : 1952年3月
資本金 : 3,000万円
工場生産能力: 月600万パック ※岩沼工場、空港南工場計
ホームページ: https://www.nishiki-shokuhin.jp/
「NISHIKIYA KITCHEN」概要
・コンセプトは、「世界の料理を『カンタン』に。」
・カレーやスープ、パスタソースなど約120種類を販売
・公式オンラインショップ、直営店舗の他、セレクトショップや
カタログギフト等でも販売中
公式オンラインショップ
直営店舗
NISHIKIYA KITCHEN 仙台パルコ店
全商品の販売のほか、レトルトカレーが全種類食べられるイートインスペースを6席併設しています。
また、テイクアウトも可能となっております。
▼他東京都・宮城県に5店舗
https://nishikiya-shop.com/shop/list
本内容に関するお客様からのお問い合わせ先
NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)通販部
Tel:0120-19-2498(平日10:00~17:00)