デコレーションキット販売のソルルナの代表に堀口安奈が就任　～外国人ママに“日本で活躍できる場所”を提供したい～

2019-03-08 11:30

誕生日会などの飾りつけに使用できるデコレーションキットの販売を通じて、日本に住む外国人ママの雇用と居場所を作る事業を展開するSol Luna Party Decoration(以下ソルルナ)では、ブランドの代表に堀口安奈(大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程)が就任することをお知らせします。

デコレーションキットとは？

南米諸国では、誕生日会などに部屋や会場を飾りつけすることが文化として浸透しています。
近年日本でもSNSの発展を機に、「おうちスタジオ」として部屋を写真館のように飾り付けし、子どもの写真を撮る機会が増加しています。しかし、飾り付けには様々なアイテムを用意する必要があり、忙しいママ・パパにとってハードルの高いものでもありました。そこでソルルナでは外国人ママたちのスキルや経験を活かしながら、忙しいママやパパでもキット一つで飾りつけが完成するオールインワンキットの販売を開始しました。

Sol Lunaの意義

これまで外国人ママたちがもつパーティーデコレーションのスキルや文化は、日本社会で発揮できるきっかけがなかなかありませんでした。また、外国人ママたちは言語や文化、生活習慣の違いなどから日本社会に馴染めず、孤立してしまうこともあります。
そこで私たちは、「どこにいても、好きなことを仕事に。」「自分らしく、生きていく。」「一人ではなく、みんなと一緒に。」をキーワードとして、ソルルナを立ち上げました。

ソルルナはデコレーショングッズの販売を通じて、日本に住む外国人ママたちが社会で孤立することなく、自身のスキルを活かして活躍する場を作ることを目指しています。
そして彼女たちのスキルや文化、好きなことを大切にしながら、デコレーショングッズを通じて幸せを届けたいと思っています。

これまでの実績

手作り通販・販売サイト(アプリ)として国内最大級のマーケットを誇るminne(ミンネ)において、作品へのお気に入り登録は約8,000回、販売総数は2,000個を超える。

堀口安奈　代表プロフィール

1991年生まれ　日本とコロンビアのダブル
立命館大学産業社会学部卒業後、在日外国人支援関係のNPO法人にて勤務。
2015年大阪大学国際公共政策研究科修士課程に入学。外国人政策や在日外国人女性を研究テーマとし、2017年に修士号を取得。同年博士課程に進学後、国際機関でのインターンを経てParty Decorations Sol Luna(ソルルナ)を立ち上げる。