日本オラクル、金融業界向けソフト新製品を出荷開始

日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4−1 代表取締役社長:新宅正明)は、6月1日より、金融業界向け新戦略製品「Oracle Financial Services Applications 4.5」を出荷開始することを発表します。

 「Oracle Financial Services Applications」(以下、OFSA)は、銀行や保険、証券等の金融機関において、金融ビジネスに固有な業務処理機能を提供するアプリケーション・ソフトウェアです。本製品は、収益管理・資産負債総合管理(ALM)等、金融業界に特化した各種のモジュールで構成されるため、柔軟性・拡張性に富んだシステムを短期間で構築・導入することが可能です。利用にあたっては、データの追加・削除が容易であるとともにデータの分析・加工・レポート、各種のシミュレーションも迅速に行え、業務プロセスの効率化により金融業務における収益・リスク管理の生産性を大幅に向上させることができます。また、セグメント(商品・顧客・チャネルなど)毎に収益性を把握し、新しい金融商品の開発にも応用することが可能です。

本製品は、日本オラクルのアプリケーション・スイート製品である「E-Business Suite 11i」との連携も可能です。基幹系システムや顧客向けシステムとも統合されたトータルな情報システムを実現することができ、金融のEビジネス化による競争力の強化に貢献します。

 今後、日本オラクルは、パートナーとの協力体制による販売強化・サポート体制の整備・研修サービスの拡充などを推進し、金融業界をターゲットにした本製品の展開に力をいれていきます。
 なお、OFSAは、日本オラクルの新金融ソリューションである「Apps Financials」で提供されるソリューションのひとつです。本製品の出荷を契機に「Apps Financials」の充実を進め、金融業界へのトータルなEビジネスソリューションの提供に積極的に取り組んでいきます。

OFSA製品構成
(1)TP(Transfer Pricing) :行内移転価格を管理するモジュール
(2)RM(Risk Manager) :バランスシートベースでのキャッシュフローシミュレーション、リスク管理を行うモジュール
(3)PA(Performance Analyzer) :多次元の収益按分処理を行うモジュール
(4)BP(Budgeting & Planning) :予算管理並びに収益シミュレーションを行うモジュール
(5)FDM(Financial Data Manager):預金・ローン等といったデータテーブル群や各種設定情報を管理する管理モジュール

価  格
システム構成により個別見積り。

■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 社長室 広報グループ 石川

Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

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