【事例レポート】視聴者参加型の謎解き特別番組をABS秋田放送で。開局70周年を記念した、家族全員が楽しめる謎解きテレビ番組

企画担当者へのインタビューや視聴者アンケートをもとに事例を紹介

2024-03-13 13:30

謎解きゲームを使った体験型プロモーションイベントの企画制作を事業とする株式会社ハレガケ(本社:東京都豊島区、代表:黒田洋介)は、昨年12月15日(金)に株式会社秋田放送(本社:秋田県秋田市、代表:立田聡、以下「秋田放送」)主催、当社企画制作のもと、ABS秋田放送開局70周年記念番組「テレビ×アプリ×謎解き『わ!の秘密を守れ!!』」を放送しました。今回は事例レポートとして、企画担当者の三瓶様へのインタビューや視聴者からの感想、実際の写真等を用いて導入事例をご紹介します。

左:企画担当者であるABS秋田放送の三瓶様 / 右:番組収録時の様子

この番組は、ABS秋田放送開局70周年を記念した特別番組で、開局70周年のキャッチコピーである「わ!」が持つ意味や、感謝の思いを視聴者に届けることを目的として企画しました。また、家族団らんの空間を作ることにも重きを置き、企画を進める上では家族でテレビを囲みながら楽しんでもらえるような番組内容であることを重視しました。コミュニケーション活性や、物事を楽しく体験させて印象づける効果のある「謎解きゲーム」が今回の趣旨に合うと考え、ハレガケのイベント制作サービスを採用していただきました。

スタジオでMCを務めたABSアナウンサーのお二人

視聴者参加型!ABS秋田放送開局70周年記念番組の概要

放送を見ながら、出演者と一緒にリアルタイムで謎解きを楽しめる視聴者参加型の特別番組となっており、「開局記念番組が謎の怪⼈に乗っ取られた!」というストーリーのもと、スタジオゲストが秋⽥県内の様々な場所に仕掛けられた謎を解いていきます。視聴者はアプリを通して出題される謎解きに挑戦します。謎の問題は、秋⽥県や開局70周年のキャッチコピーである「わ!」にちなんだものになっており、⼩学⽣のお⼦さまを含めて家族全員で楽しく解ける難易度にしました。

目新しい企画を求めてたどり着いた「テレビ」×「謎解き」

(以下、株式会社秋田放送 三瓶様インタビューより抜粋)
開局70周年の番組企画を社内募集したのが一昨年の4月でした。当時は編成担当だったので社内から出た複数の記念番組企画案を検討し、どれを制作するか社内の意見をまとめる立場でした。10本近く企画書が上がってきましたが、周年記念番組に相応しい目新しい企画がなく、以前、事業担当をしていた頃にイベント見本市で視察していた「謎解き」をネットと絡めて番組にしたら面白いのでは……と思い企画書にまとめました。

<家族でテレビを囲んで楽しんでもらえるような番組にしたかった>

ここ数年で家庭内のテレビの台数も増え、昔のように家族団らんでひとつの番組を楽しむことがなくなったと言われていますが、「謎解き」であれば、小中学生の子どもたちが親と一緒にワイワイ話をしながら楽しんでくれるのではないかと考えました。そういったファミリー層にテレビを囲んで番組を楽しんでほしいという思いがありました。

−番組を作っていく上で重視したポイント−

この企画を始める前に、開局70周年のキャッチコピーである『わ!(※1)』がすでに決定しており、この『わ!』という一文字に込めた様々な意味を何らかの形で番組に落とし込めないものかと考えていました。

そしてもう1つ、可能であれば自社アプリ(ABSあきたアプリ(※2))を使って謎解きに参加できる仕組みを作れないかとも考えていました。テレビはどうしても一方通行になってしまうので、視聴者の方にどうやって参加意識を持っていただくかを考えた時に、アプリから参加してもらうのが良いのではないかと思いました。

※1:ABS秋田放送開局70周年のキャッチコピー『わ!』とは
開局70周年の感謝を胸に「輪」と「和」を大切に未来に繋げていくという思いが込められています。今回の特別番組では、笑顔の輪・県民の和・驚きの「わ!」を視聴者に届けるべく企画しました。

※2:ABSあきたアプリとは
ABS秋田放送が提供しているコミュニケーションアプリで、秋田県内のニュースや市町村の天気、グルメ、防災、スポーツなど暮らしに役立つ情報を扱っています。

左:番組内で実際に使用した「わ!」のオブジェ / 右:「ABSあきたアプリ」の画面イメージ

<当初の希望がすべて形となる企画だった>

秋田県や弊社を題材に作っていただいたオリジナルの問題は、内容も難易度もファミリー層が楽しめる内容になっていてとても良かったと思います。また、私たち放送局の人間では思いつかないようなストーリーや仕掛けもあり、番組制作スタッフも楽しみながら記念番組を作っていけたと思います。

−「家族みんなで夢中になった」「子ども達と楽しめた」視聴者からの感想も好評−

「謎解きが大好きなので、夫と謎解き競争しながら楽しく参加しました。またこういう企画を待っています!」
「家族みんなでテレビに夢中になって観ることができて楽しかったです!」
「難しかったけれど、子どもたちと一緒に楽しめました。」
「ふとテレビを見ていたら始まったので、家族で楽しく謎解きしました!」
「謎解きがすごく面白くて家族で楽しめました!」
「初めて観る番組に家族で挑戦しました。久々に家族の一体感を感じました。」

など、こちらの企画意図通り「家族で観た、楽しかった」という感想が多く、大変嬉しくなりました。

−番組終了後のプレゼント応募は1,100超え!放送日当日のアプリDL数も約800 −

簡単に参加でき、かつ非常にわかりやすく直感的に操作できるデザインで作っていただいたので、結果としては1,100人を超える方がプレゼントに応募してくれました。放送日当日だけで、800ほどダウンロードしていただけました。12月の中では、その日が1番ダウンロード数が多かったんですよ。

謎解き番組専用ページのイメージ

今回の企画のポイントと「謎解きゲーム」の特徴

実際の放送時の様子

<ポイント1:謎もシナリオも小道具も「わ!」>

開局70周年のキャッチコピーである「わ!」の持つ意味を伝えるため、笑顔の「わ!」、日本の「和」の文化、驚きの「わ!」などをモチーフにした謎を制作しました。また、謎やシナリオ、スタジオオブジェや小道具など、様々な方向から「わ!」という言葉に触れた番組の終盤で、「わ!」のもつ意味を伝えるという構成にし、視聴者の方にスムーズに理解していただけるようにしました。

<ポイント2:ファミリーで楽しめる内容に>

秋田県に住むファミリーが楽しめるよう、ヒントがあればお子様でも解ける難易度の謎にしたほか、秋田を存分に感じられる内容にしました。具体的には、謎に登場するイラストや答えで、なまはげ・曲げわっぱ・バーチャルアナウンサーの「あきたみらい」など、秋田県やABS秋田放送様にゆかりあるものを取り入れました。また、「横手市増田まんが美術館」「秋田犬の里」「秋田市民市場」など、秋田県の名所と中継を繋ぎ、名産品や特徴を紹介しながら謎を出題していきました。

<ポイント3:アプリがあるとより没入できる仕様に>

ABS秋田放送が提供しているコミュニケーションアプリ「ABSあきたアプリ」内に、謎解き番組専用のページを作成しました。番組の進行に合わせて画面の切り替えや謎の追加があり、解答を入力すると正解・不正解がわかり、正解の場合はプレゼント応募のキーワードを入手できる仕組みとなっていました。アプリをダウンロードすることで、一丸となってキーワードを集めていく楽しさを提供しました。なお、シンキングタイム中に謎の問題を常にTV画面に掲示しておくことで、アプリをダウンロードできない方でも十分に楽しめる仕様にしました。

<謎解きゲームの特徴>

「謎解きゲーム」は、ひらめきや発想力をもとに問題を解いていくゲームです。知識を必要としないため老若男女問わず楽しむことができ、解答を導いていく過程で活発なコミュニケーションが期待できます。また「知ってほしいこと」「理解を深めてほしいこと」があれば、それをシナリオや謎に盛り込み、謎解きを通して参加者の思考を誘導できる汎用性の高いコンテンツです。

左:謎解きのイメージ / 中央・右:謎解きゲームをする参加者のイメージ

導入の流れ

1.当社ホームページよりお問い合わせください。
2.当社担当よりイベント開催の目的や規模感などを確認させていただきます。
3.当社担当よりニーズに合ったプランを提案します。

【 メディア対応窓口 】
株式会社ハレガケ 広報担当 大岩まで
メール: oiwa@haregake.com 
携帯:050-5364-3342

【 サービスに関するお問い合わせ 】
サービス担当 鶴見・黒田まで
代表アドレス:info@haregake.com
代表番号 : 03-6912-7596

株式会社ハレガケ

謎解きを使ったイベント企画制作を専門とする会社です(2013年設立)。リアルやオンラインのイベント制作をはじめ、自社商品開発・企業様向けサービスなども展開しています。

所在地:
東京都豊島区高田3-21-2 ユニハイト東京ビル4階

事業内容:
体験型イベント、リアル謎解きゲームの企画制作、運営
社内懇親会サービス企画制作、運営
体験型研修サービス企画制作、運営

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