山喜、メルボ工業と4月1日(予定)に合弁会社を設立 “メイドインジャパンブランド”をテーマに新プロジェクト始動
山喜株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:白崎(※) 雅郎、以下「山喜」)とメルボ紳士服株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:清水 貞行)のグループ会社 メルボ紳士服工業株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:清水 貞博、以下「メルボ工業」)は、下記のとおり2018年4月1日(日)に、合弁会社を設立することに合意いたしましたのでお知らせします。
※ 「白崎」の「崎」の正式表記は、異体字の「さき」となります。
※ プレスリリース記載の情報は、発表日現在の情報です。
※ 内容は予告なしに変更されることがございますので、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
1 合弁会社設立の目的
山喜は、日本のドレスシャツメーカー最大手(※)として、国内、海外の関係会社を含め年間約1,000万枚以上のドレスシャツを国内外に販売しています。またメルボ工業は、紳士服ショップ「麻布テーラー」を展開するメルボグループの製造会社として、日本における重衣料のパターンオーダーシステムの先駆者としての経験や、ヨーロッパブランドの日本縫製工場としてのノウハウを生かし、独自パターンでの生産から、オリジナルパターンのご利用(ODM)の生産まで、工場ネットワークを生かしたご提案を行っています。
近年のオーダースーツ、オーダーシャツ等の顧客カスタマイズニーズの高まりに対応し、長年の技術に培われたノウハウを元に、工場から消費者へのトレーサビリティを確立した商品を提供して、日本の工場と世界の消費者を結ぶ新しいプラットフォームを作るため、この両社がそれぞれの強みを持つ高品質のスーツとシャツの製造ノウハウを持ち寄り、新たな合弁会社を設立することが有効であると判断し、合意に至りました。
合弁会社は、「センスとファッション性のあるメイドインジャパンブランド」をコンセプトに、以下の方針で新たな事業プラットフォームを構築する予定です。また、このプロジェクトに賛同する参加工場も募ります。
- プラットフォームは参加工場に、消費者とアクセスして獲得できる利益を提供する。
- 参加工場はこのプラットフォームに対して、日本工場製商品としての価値を保証する。
- プラットフォームは消費者に対して、日本の物作りに触れ合う機会と日本の良質な商品を適正価格で提供する。
具体的には参加する工場から供給される商品を販売する直営店事業およびWEB販売事業を展開する予定であります。
(※) 繊研新聞2017年8月2日 2016年度メンズアパレルランキングより
2 合弁会社の概要
- 会社名 :Factory Express Japan株式会社(呼称:FEJ)
- 資本金 :3,000万円
- 代表者 :・代表取締役社長
芦名 達郎(山喜株式会社 取締役)、
・代表取締役副社長
清水 貞博(メルボ紳士服工業株式会社 代表取締役社長) - 出資比率 :山喜 1,530万円(51%)、メルボ工業 1,470万円(49%)
- 設立年月日:2018年4月1日(予定)
- 想定売上高:3億円(2020年度)