オラクル、顧客行動の盲点を排除するための仕組みを提供
(本資料は米国2018年10月22日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
Oracle OpenWorld, サンフランシスコ – 2018年10月22日
オラクルは、顧客データ管理に向けた独自のアプローチである「Oracle CX Unity」を発表しました。「Oracle CX Unity」を利用することで、企業はタイムリーに一貫性のあるエクスペリエンスを既存顧客および匿名顧客のインタラクションにまたがり提供できます。一般的に、既存のアプローチでは、直線的な「カスタマー・ジャーニー」を前提に構築されており、販売やマーケティング、顧客サービス・アプリケーションの統合に重点が置かれていました。「Oracle CX Unity」では、顧客エクスペリエンス全体にまたがり、文脈に応じた強力かつ実用的なインサイトをリアルタイムにブランドに提供します。
Oracle CX Cloud担当のエグゼクティブ・バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーであるロブ・ターコフ(Rob Tarkoff)は、次のように述べています。「長年にわたり、テクノロジー業界は静的で予測可能なカスタマー・ジャーニーという考え方に重点を置いてきました。顧客エクスペリエンスを本当に理解するのであれば、これは変える必要があります。その変化は、顧客インタラクションが予測不可能なものであり、固定的な360度顧客ビューなど存在しないということを認識するところから始まります。今日の消費者は、気まぐれで定着しません。そのために、データとインサイトは常に変化しています。オラクルはデータファーストの独自のアプローチを採用し、ブランドにとっての盲点を排除し、すべての顧客インタラクションを有効に利用できるように支援します。」
現在では、B2C、B2Bを問わず、選択肢と即時性はすべての企業の要件となっています。消費者は、時間や方法を問わず、物事が自分の思うようにシームレスに生じることを期待しています。その期待は高まるだけでなく、常に変化しており、何が求められているかは、人によっても異なりますし、また瞬間ごとにも異なります。「Oracle CX Unity」では、あらゆる消費者データを文脈や前後関係に応じてリアルタイムに収集・理解します。そして、デジタルで消費者の期待を把握し、顧客に向けたインタラクションをデジタルに基づいて実行します。これによって購買者のニーズに合わせた柔軟な提案をリアルタイムに実施できるようにします。
「Oracle CX Unity」は、オンラインやオフライン、サードパーティの顧客データ・ソースをまとめ、動的な単一顧客ビューを形成します。この独特なデータ・ファブリックは、組織全体からの顧客データをまとめ、内蔵の機械学習を適用しています。これによって、既存のビジネス・プロセス内で最適なエクスペリエンスを迅速かつ容易に提供することができるようになります。「Oracle CX Unity」は、既存顧客および匿名顧客のインタラクションにまたがり、データやインテリジェンス、エクスペリエンスを繋げることで、売上増加や顧客満足度の改善、顧客のライフタイムバリューの向上を図れるようにします。
「Oracle CX Unity」は、「Oracle Customer Experience (CX) Cloud」に標準で統合されているため、すべての顧客タッチポイントにまたがってインテリジェンスを適用できます。「Oracle CX Cloud」は、組織がカスタマー・エクスペリエンスの管理および売上への転換施策に対しての、よりスマートなアプローチを支援するアプリケーションの統合セットです。「Oracle CX Cloud」は、データとエクスペリエンスを結びつける信頼度の高いビジネス・プラットフォームであり、ITの複雑性を軽減し、革新的なカスタマー・エクスペリエンスを提供し、予測可能かつ具体的なビジネスの成果を実現できるように支援します。
※一部を抜粋して翻訳しています。
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